アルクオンライン英会話、米村氏に聞く!英語学習方法と異国で大切なこと

アルクオンライン英会話インタビュー第2回、前回はアルクオンライン英会話が高品質な理由についてでした。
今回は実際に起こったトラブルとその対応、そして英語を学んだ人がグローバルな社会で異国の人と接するときに必要なものについてです。米村さんが海外赴任先で感じた日本人として大切なものを熱い気持ちで伝えてくれます。

前回:アルクオンライン英会話の高い継続率、高品質を支える裏側

過去に起きたトラブルとその時の対応

ー 過去に起こったトラブルやその時の対応などを教えていただけないでしょうか。

一回、去年の9月に Skypeが夜中に止まったときがありまして、20時くらいからとまって朝までダウンしてたんですよね。
非常事態のときに対応するというのがとても大事で、そこにはアルクオンライン英会話を使ってくださっているお客様がいますし。

どのような対応をされたんですか?

夜中の間、お客様にまずメールですね。

アルクオンライン英会話はチケット制なので、まずwebサイトでチケットをお返しするお知らせをすぐだして、
先生にも連絡してという感じですね。
先生たちとは複数の手段で連絡が取れるようになっていますので、Skypeが落ちても連絡は取れるんです。

あとメールを、お客様1人1人に出していくということですね。

ー トラブルを受けた 1人1人に丁寧にメールをだされたんですね!すごい。Skypeのようなシステム的なものではなく他のトラブルでいうとどのようなものがありますか?

普段は滅多に起こらないのですが、何かの瞬間に先生が足りないというときがあるんです。
そういうとき、マネージャーの人に「みんな先生として入って入って!暇な人、入って!忙しくても入って!あとで埋め合わせするから、ビール一杯で」とかいうんですよね。

ー  (笑)

そういったピンチのときも、みんなで乗り越えていけるという関係性を先生たちと築けているというのは実はすごく大切なんですよ。
生徒さんからみると、レッスンが取れないという事態は避けれますし、サービスのクオリティにもつながってくる大事なところなんです。

大事にしているところですね。精神的な分野というか情緒的な分野といいますか、理屈ではないんですよね。
そこには人がいますからね。
コミュニケーションを扱っていますから、最後はやっぱり人の気持ちだと思うんです。

やっぱり気持ちを大事にした上でのコミュニケーション。
相手のことを思いやる、ですね。行き着く先はここですね。

言いたかったことはこれかもしれない(笑)

こうですか? (愛の横にハートを描き足す)

ー  (笑)

あのね、行き着く先はここなんです。

コミュニケーションを追求していくとここなんですよね。

わかります?恋と愛の違い

ー え?うーん。許す許さないとかですか?

独身ですか?

はい。

じゃぁ、恋愛レクチャーをしますけど。
恋と愛の違いなんですか?ってよく若者には聞くんですが、

恋と愛の違い、これがわかってないとですね。

恋じゃなくても愛はできるんですけど、何かって言うと
恋は別に好きでもいいですけど、こっちは本能的な話でコントロールできない話。
感情。コントロールできないんですよね。

で、愛は意志。
この言葉覚えてくださいね。

ー はい!

三浦綾子さんの氷点という本があるんですが、そこに出てくる言葉なんですね。
「愛は意志」

要は、愛というのは自分でコントロールできるんですよね。
言い換えると、これは「思いやり」です。

例えば嫌いでも愛することができます。

(熱く語られる愛についてのお話、書きたいですが書いていいのかわからなかったので泣く泣く割愛)

そしてその時に、この話(愛)がわかっていないと、
やっぱり駄目で、やっぱり次の段階は思いやりとか、愛とか、意志とか、気持ちでコントロールできることができないと。
関係性がまた、こう、、違う別の次元で続いていく。

人間的な成長ってこのあたりにあるんだなぁと思いますけど、先生もそうですよね。生徒を選り好みすることはできないので、誰に対しても平等に接することができる、この人の成長のために英語がうまくなることを願って、自分の気持ちを愛をもってコントロールすることが大事です。
ただ、右から左に流していくだけではだめで、愛がないとだめですね。

すごく愛を重視していて、好き嫌いだけじゃいけないし、そういう愛がある人をリスペクトできますし、自分もそういう人間になりたいと思っています。
自分たちの仲間にもよくこの話をします。

別の言葉を使うとマインドセットですね。
グローバルな異文化理解、海外の文化、まぁ「愛」があれば大丈夫なんですけどね(笑)

グローバルな世界で生きていく日本人に必要な部分としては、侍とか大和なでしこじゃないですけど、それだって愛みたいなものだと思うんですよね。
オリンピックのおもてなしもそうですが、表面的なものではなく心の底から、おもてなしの精神であり、愛とか思いやりの精神を持てる日本人がたくさんいることによって、日本が世界から再評価されると思いますし、やっぱりそこが一番いいところ。

ただ、かといって郷に入れば郷に従えというのはありますよね。合わせるというのはありますが、日本人の心というのは捨てちゃだめですし
実はそれ自体が世界から尊敬されている部分でもありますし。

合わせなければいけないわけじゃなくて、自分たちの方でそれはしっかり主張する、ちゃんと守っていく。
そうじゃなければグローバルの世界で日本人じゃなくなっていく、彼らも日本人として見てくれなくなるので、どこに自分の軸を持つのか。というのは大事になってきますね。
もちろん自己主張だけではだめで、合わせるところは合わせますし、思いやりという気持ちがひとつあれば、やっぱりそれを軸に仲良くなっていけますし、

自分も満足するし、相手もそれなりに信頼してくれますし。というところですね。

英語が苦手な人も大歓迎!初心者をフォローできる仕組み

  先生と生徒のレッスンですが、どのような内容が多いんですか?

生徒さんが求めているのは学校教育ではなくて、もっとコミュニケーションだと思うんですよね。もっと話をしたい、コミュニケーションを取りたいというのがそもそものオンライン英会話に来ている人の目的なので、決まりきったことをやりたくない。

フリーに話をしたい、フリーディスカッション。色々はなしたい。世間話も含めて。じゃぁ、その世間話をしたときの幅と深さが違う。全然ちがう!

レッスンを構築して、カリキュラムにそってやるレッスンもありますが、結構フリートークをとる人が多いんですよ。

電話と一緒ですね。
実際にその人と話をする。そういう定期的に英語で話をする環境に身をおくことが大事です。昨日、こういったことが聞き取りづらかった、言いたかったけど言えなかった。
レッスンが終わったあと、あるいは次のレッスンが始まるまえに自分でアルクの教科書なんかをもってきて勉強するわけですよね。

だから、英会話レッスンの25分間でなんでも完結しているわけではなくて、実は本当に英語の実力をつけたいのであれば、レッスンの時間以外で何をしたかがすごく大きくって。

ということは、この時間で単語の数を増やさなければとか、もっと耳を慣らさなければというのは本やCDで一杯ありますよね。そこで勉強して増やす。

よし、じゃぁ来週先生と話をして、ちょっと訓練。またわからないところがあれば、勉強しよう。そういう繰り返しなので、そのオンライン英会話の25分の中だけでは絶対に完結はしない

それがどういう影響を与えているかというと、やる気がでる。もっと続けて英語をやってみよう。あの先生ともっと話ができるようになろう。そういう目的も実は大きいかもしれない。

レッスンの3倍も4倍もかけている別の時間こそが、英語のチカラを、あるいはコミュニケーションの力を身につけている機会になります。

ひとつ利用しているだけ、週に1回だけの本当にオンライン英会話だけを続けてもだめ。英語なんて話せるようになりませんよ。

アルクオンライン英会話を通じて単語を増やす、ボキャブラリーを増やす、、同じことか(笑)

CNNやBBCをみて先生の住んでいる国の話題を先生としてみようとか。そうすると、英語だけの話ではなくてグローバルなところ、世界で何がうごいているかとか、その先生の地域でなにが流行っているか。だんだん世界に目が向いていくようになりますよね。

ビジネスの話であれば、いろいろなプロフィールの先生がいるので探せばそういう話ができる人が見つかるかもしれない。

英語だけじゃないんですよ。ずっといいたいのは、時間もそれだけじゃないんですよ。全体を通じてその人の力がついていく。というためのきっかけづくりになればいいなと思っています。

ー まったく英語が喋れない人、英語はそこそこ喋れるけど、もっと英語が喋れるようになりたいという大きく2つで考えていたのですが、まったく英語が喋れない生徒さんというはあまりいらっしゃらないんですか?

いえ、そんなことはないですね。もちろんまったく英語を喋れない人に対してもニーズがあります。

バイリンガルの先生がいます。4割くらいいますね。検索のところで日本語ができる人って選ぶとでてくるようになっています。基本的に日本人ですね。

日本人で海外に住んでいたり、海外の経験がある先生って実は一番人気があるんですよね。なぜかというと、いま、自分は英語ができません。でも英語を勉強したいんです。という生徒さんの殆どは海外に興味があるから勉強してるんですよね。

海外旅行なのか、近くに英語を喋る人がいるのか、そういったことまではわかりませんが、いちから、中学でならった英語から復習したいという人はけっこういますね。そういう方はバイリンガルの日本人の先生を選んで、フリートークでもいいし、入門レベルのコースもあるのでそこで先生と話をしてもいいですし

  え、まったく英語を喋れない人がフリートークからはじめてもいいんですね。

はい、何にも問題ないですね。フリートークから始められても大丈夫です。
「先生こんにちには、私は日本人で全然英語がわかりません。どうやって英語を勉強したらいいですか」と日本語ではじめてもいいです。

   そんなにざっくりなんですね。

はい、全く問題ないです。それでいいんです。
25分間は自分で選んだ先生とマンツーマンでレッスンできるので、その時間をどう使ってもいいんです。

   先生もそういうのに慣れているということですか?

そうですね。先生も慣れている。
先生たちというのは教えることに対してやりがいとか、生きがいを感じているので、逆に日本語でもいいから積極的に聞いてくる生徒さんの方が教えがいがある。というのがあります。
もちろん別にフリートークではなくても、日常英会話やキクタン海外旅行編など色々なコースプランもあるので、そういうところから始めるのでもいいですよ。

  英会話だけじゃなくて英語の学習を、ある意味マネジメントしてくれるところまでしてもらえるんですか?
そういった学習相談、どういう風にすればいいのかというのは相談できます。

なので、25分という英会話の時間はどのように使っても生徒さんの自由ということですね。
初心者の生徒さんでしたら、例えば私はこうやって勉強してきました。といったようなカウンセリングのようなものもあると思います。先生たちも自分がやってきたことですからね、そういう話いくらでもできると思います。

米村さんについて教えてください

 米村さんについて教えてください。やっぱり英語に縁があるのですか?

昔、外交官として海外に赴任していたことがあります。一等書記官でしたよ。

 超エリートじゃないですか!

うん、超エリート。

 (爆笑)

アルクに入ったのは11年前になりますね。46歳のときですね。
最初はスペースアルクというアルクのインターネット事業からはじまりましたね。

英語学習をやる人達のSNS アルコムワールドという名前ですけどね。

アルクって出版物であったり、辞書であったり様々なサービスがあるんですが、それを横断するような1つの世界にしようという構想ですね。そこで責任者をしていました。

完成したアルコムワールドの中で特にすごくいいものとして、アルコムワールドのQ&Aコーナーがあるんですが、英語に特化していて、英語とか海外とかそういうものを聞ける、もともとアルクのユーザというとレベルの高い学校の先生も多いんですよ。

英語学習者は英語の学習の仕方とか、あるいは海外出張、海外赴任、海外にいかなければいけない、海外の人と話す必要がある、海外旅行などそういったニーズがあって、質問してすぐに回答がくるというものを作れないのかなというのがあって

やってみると、うまく機能して何か質問すると30分くらいで答えが返ってきたりして
その回答の中身がよくて質が高いというか、それにまた補足がついたりして。

教える人達って自分が若い頃に苦労をしてきた。今苦労している人達の気持ちがよく分かる。

教える人って年配で、学校の先生にしても、会社勤めの人にしても教えたい、教えてあげたいというボランティア精神のような気持ちがあるんだと思います。

教えてもらった人も「ありがとう」という気持ちがある。

そこにお金はないけども、感謝もされるし、自分は教えてあげた。というのもありうまく機能しているんですね。英語を学ぶ人達のコミュニティですね。

オンライン英会話をこれからはじめる人へのメッセージ

 アルクオンライン英会話を考えている人にメッセージをください

2020年のオリンピックも近くなってきましたので、海外のお客さんもたくさん来るでしょうし、また逆に海外にでていく人もいるかと思います。

やっぱり世界の中の日本人としてやっていけるように、コミュニケーションが取れるように世界共通語である英語というものを少しでも伸ばしてみてはいかがでしょうか。

グローバルな世界のことをよく理解して、おもいやりをもってやっていけるように実際に現地に住んでいる人達に話をしたりなどチャレンジをしたらどうでしょうか。

我々としても、よそではできないようなアルクの愛と地球人ネットワークを創るという会社理念と、そういったものを活かしたもので社会に貢献していたいと思います。

それが日本人のグローバル人材、グローバルなところで活躍できる人達の成長に貢献できる。

そういったところにやりがいをもってやっていきたいですねぇ。

今日はたくさん話しました。
普段無口な九州男児としては1週間分は話しましたね。

 (笑)


 

今回お話を頂いたのは株式会社アルクでオンライン事業部の部長を務める米村浩明さんでした。

トラブルが起きたとき、運営側がどのような対応を取るかによってそのサービスの根っこの部分の気持ちというか真剣さが分かると僕は思っています。なので今回の取材では必ずトラブルとその時の対応を伺おうと思っていました。

1人1人に個別のお詫びメールは想像の遥か上でした。真剣さ、真面目というのは本物だと思います。

そして愛の話ですが、愛がないと成功しないと断言していた社長がいたなぁというのを思い出しながら聞いていました。

アルクオンライン英会話の場合、米村さんや先生が注ぐ愛はサービスであったり、生徒であったりしますが、それがあるからこそサービスがうまく回り、それが生徒の満足度と高い継続率として現れているのだと感じました。

英語学習に真面目なアルクが提供しているアルクオンライン英会話はこちらから始めることができます。無料体験から始めることができます。米村さんや先生方の愛を感じてみてはいかがでしょうか。

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