夏休みも目前になり、中3生はもうすぐ夏期講習が始まりますね。
塾で指定された教材で、先生指導のもと勉強するのが受験勉強の定番です。
元塾講師の私の意見は、自分で主体的に勉強することが一番重要だと思っています。
塾での授業を受け身の姿勢でただ受けているだけでは、なかなか学力は伸びません。
そして勉強は辛いし苦しいし逃げ出したくなると思いますが、基本1人でやるのが一番身に付くと思っています。
暗記科目は特にそうですね。
塾講師をしていた私が言うのもなんですが、社会、理科の2分野、英単語、熟語などは自分で勉強するほうがよっぽど早く身につきます。
ただし、自分に甘くて強制的に勉強させれられないとできない人は、夏期講習にフル活用すべきでしょう。
そんな中、夏期講習に通う傍らで、アプリを使って独自に勉強してみてはいかがでしょうか?
特に英語の習得とアプリは相性が良いと思います。
移動中や夜寝る前の空き時間を有効活用し、スマホでも勉強してみてください。
前段が長くなりましたが、今回の記事では、高校入試におすすめな英語アプリを私の視点で選んでみました。
androidとiPhoneそれぞれのOSで選定しましたので、ぜひ参考にしていただければ幸いです。
目次
おすすめ英単語アプリ
まずは単語学習アプリからご紹介します。
英単語の学習は単調になりがちで本を見るだけだったり、ノートに書いているだけではどうしても頭に入りづらい方も多いと思います。
勉強のメリハリつける意味でも、単語学習とアプリは相性が良いと思います。
高校受験英単語1800
android版
無料
高校受験英単語1800を選定した理由
このアプリを選定した理由は、高校受験に必要な1800語を網羅していることです。
そして出題される英単語は発音も一緒に聞くことができます。
アプリによっては発音が流れないものもあるのでその点注意が必要です。
更に、単語の和訳と英訳を選択することができます。最初は和訳で十分ですが、余裕ができたら英訳もできると完璧な記憶として定着します。
また、レベル別にカテゴライズされているため、簡単なものから難しいものへと段階を経てレベルアップしていくことが可能です。
もちろん間違えた単語はアプリ内に記憶されますので、後日復習が可能です。
このアプリを使いこなして記憶として定着させれば単語力としては完璧です。
スタディサプリ英単語
iPhone版
無料
スタディサプリ英単語を選定した理由
ステディサプリ英単語の良いところは、キャラクターが登場してくるので飽きずに楽しみながら勉強ができるところです。
もちろん英単語の発音も同時に聞けますし、さらに学習者の発音も聞きり判定してくれます。
正しい発音を身に着けることができれば、テストの発音正誤問題対策にもなります。
収録単語数がかなり多いです。大学受験や高校受験、TOEICなどから選択できるので高校受験を選択して実行してください。
さらに、復習したい単語は記憶させておくことももちろん可能です。
単調になりがちな英単語学習の伴走者として役に立つアプリではないでしょうか。
おすすめ英文法アプリ
英文法攻略アプリandroidとiPhoneでそれぞれ一つずつピックアップしました。
入試の英語試験に関しては、英単語と文法が理解できていれば8割網羅できているのではないでしょうか?
それほど受験英語にとって文法学習は大切です。
高校入試英文法実戦クエスト700
android版
216円
高校入試英文法実戦クエストを選定した理由
700問搭載されているので、文法学習のコンテンツとしての網羅性は十分です。
空欄補充、並べ替え、正誤問題、穴埋めなど出題形式が多岐にわたっているところがまず良いと思います。
また、アプリの特性上、ワンタップで次々に問題をこなしていくことができるので、学習のスピードも速くなります。
問題のレベルも、標準から超難関まで4段階から選べるので、公立高校入試から私立難関校入試対策まで幅広く網羅しています。
216円という値段で入試の文法対策が網羅できるのであれば破格と言ってよいでしょう。
中高英文法を10時間で!マジグラ
iPhone版
120円
中高英文法を10時間で!マジグラを選定した理由
アプリの名前の通り、10時間で各学年の文法を総復習できるところが良いと思います。
時間短縮したい方におすすめです。
出題はすべて並べ替え方式となっていて、問題のレベルも中1~高3までから選択できます。
開発元の会社は英語の学習アプリを今まで3つ開発していますが、どのアプリも有料版で総合部門1位と教育部門で1位を獲得しており大変実力のある会社です。
このことから、今回のアプリも優秀であることは間違いないでしょう。
おすすめリスニングアプリ
高校入試で、リスニングの出題数は少なめですね。
各都道府県でもリスニングは一番最初に数問出題されるのではないでしょうか?
少ない問題数とは言え取りこぼしは控えたいですね。
英語試験のリスニングの解き方のコツは、まず最初に解答の選択肢に目を通してください。
選択肢を頭に入れた上で、リスニング問題を解きましょう。
そうすることで、解答のためのキーワードが分かりやすくなります。
リスニング問題はそれほど難しくないので、英語が苦手な方も得点を取りやすい項目です。
リスニング対策をしている受験生は少ないと思いますが、ぜひ対策を怠らずにアプリを活用してみてください。
中学英語リスニング
android版
無料
中学英語リスニング選定した理由
高校入試のリスニング対策は、このアプリだけで十分だと思います。
とても聞き取りやすい英語ですし、問題数もたっぷりあります。
中1範囲で174問、中2範囲で163問、中3範囲で147問。
これに加えて入試対策問題が、受け答え問題、選択問題、対話文問題の3種類収録されていて、トータル250問もあります。
十分すぎるぐらいのボリュームですので、寝る前や移動時間を活用し耳が慣れるまで繰り返し聞き流してみてください。
英検リスニングマスター 3級
iPhone版
無料
英検リスニングマスターを選定した理由
英検3級は中3終了程度のレベルなので、高校入試対策には最適です。
このアプリはイラストも多く、楽しみながら飽きずに学習することができます。
モードが3段階に分かれており、ステージモード、実践モード、あやふやモードとなっています。
使い方としては、まずはステージモードで練習します。
ステージモードは答えがその場で確認できるので、インプットには最適です。
実践モードでは実際の試験問題と同じ形式で出題されます。
ステージモードや実践モードで間違えた問題や、自信がない問題をあやふや問題として記憶させることができます。
そしてあやふやモードで苦手問題を復習できます。
非常に効率よく学習できるシステムとなっているアプリです。
リスニング勉強法番外編
高校入試対策のリスニング対策として、アプリ以外におすすめの方法があります。
それはオンライン英会話を利用することです。
オンライン英会話は普通の英会話スクールに比べて料金も安いですし、自宅のパソコンから学習できるのでとても便利です。
そしてなにより、実際に外国人の先生と対話をするのでリスニング力の伸びが違います。
アプリですと一方的に聞くだけになり単調になりがちですが、画面の向こうに外国人の先生がいたら
嫌でも英語を聞き取らなければなりませんし、こちらも話さなくてはなりません。
集中力が圧倒的に違います。
英語のリスニングにはオンライン英会話を活用するのも一つの方法です。
英会話の基礎力をつけることができ、高校受験対策のみならず高校に入学して以降も役立つ英会話の本物のスキルを付けたい方におすすめです。
オンライン英会話は必ず無料体験がついていますので、まずは体験してみても良いかもしれないですね。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回の記事では、英単語、英文法、リスニングのそれぞれに関して高校入試に役立つおすすめアプリをピックアップしてみました。
もちろん受験勉強の基本は、机に向かって問題集を解いてコツコツ進めることです。
ですが現在は便利なアプリが沢山でてきているので、机にしがみつく勉強とアプリでスキマ時間にする勉強をうまく使い分けてメリハリをつけてみてください。
これからが頑張り時な受験生ですが、高校入試は夏休みから勉強を開始しても十分に間に合います。
現在のテストの点数で志望校をあきらめるのではなく、まずは自分の行きたい高校に入ることを目標として設定してください。
ミラクルを起こすことは今からでも十分に可能なのです。