DMEメソッドとは何なのか?カランメソッドとの違いは?    

DMEメソッド

オンライン英会話で密かにブームとなっているメソッドシリーズ第2弾です。
以前カランメソッドについての記事を掲載しましたが、今回はもう一つのメソッドである
DMEメソッドについて記載していきます。

そもそもDMEメソッドとは何なのか?カランメソッドとどちらを選んだら良いか?など悩む方も多いと思います。
今回の記事では、DMEメソッドに関しての詳しい情報とカランメソッドの違い、DMEメソッドが受けられる学校等をご紹介していきます。
DMEメソッドを受けようか迷っている方のための参考資料として読んでもらえたらと思います。

迷い

ダイレクトメソッドとは

DMEメソッドはダイレクトメソッドの一種です。
ダイレクトメソッドという言葉を聞き慣れない方も多いと思いますがダイレクトメソッドは直接伝授法とも言われ
外国語の学習をする際に母国語を介して理解するのではなく
その言語で聞きその言語で返答するといった流れの学習方法です。

分かりやすく言うと、子供が言語を覚えるときのように自然に言語を覚えていくような学習スタイルです。

母国語

ダイレクトメソッド自体の歴史は割と古く、第二次世界大戦中にアーミーメソッド、1960年代にカランメソッドが開発されました。

カランメソッドは非常に広く普及し、現在では35か国、100万人以上の人々に英語学習として利用されています。
このメソッドは通常の英語学習の4倍ものスピードで習得できて、英語脳を作るのに効果的な学習方法と言われています。詳しくは下記の記事をご参照ください。

DMEメソッドとは?

DMEメソッドはダイレクトメソッドの中では新しく開発されたもので、2007年にカランメソッドを基本にして開発されました。
現在では全世界で約1000校に導入されています。

世界

ダイレクトメソッドはどれもそうですが、私たちが学生の時に学校で受けた授業のような
「文法学ぶ、教科書を読む、英文を書く、単語を覚える、発音を覚える」といったような個別の学習は行いません。

最も特徴的なのは、オンラインの英会話で先生とマンツーマンで会話中心の授業が展開されます。
通常スカイプなどを使ってレッスンを行います。

マンツーマン

特徴

・個人のレベルや目的によって各シリーズに分かれています。
具体的に下記の表にまとめました。

DMEスタンダード 一般レベル向け
DME Teens 10代向け、文法強化できる
DME Kids 小学生の高学年から初心者向け
DME Elementary 幼稚園~小学生向け、Kidsより難しい
DME Advanced 日常英語ができる方向け
DME Busines ビジネス英会話を学びたい人向け
DME Get down to Business ビジネスパーソン向け、上記より簡単

・3年に1回改訂がある
常に最新の英語学習が学べるように内容が更新されています。

・先生の質問に即座に答える
2回質問が繰り替えされるので、その後質問に即座に回答することが求められます。

・ネイティブのスピードで会話する
通常の会話と同じ速度で練習することで自然と英語脳が養われます。途中つまずいても先生が答えをフォローしながら進めてくれるので安心してください。

ルール

ルール

・日本語は一切使わない

・先生の指示が無い限りは基本テキストを見ない(会話に注力するため)

・常にフルセンテンスで回答する

例)Can you play the guitar?
×No,I can`t.
〇No,I can`t play the guitar.

・常に短縮形で回答する
ネイティブの人々は通常短縮形を使っているので、それに合わせるために現場の表現が求められる。

例)It is  It‘s

DMEメソッドとカランメソッドの違い

DMEメソッドはカランメソッドをお手本にして新たに作られましたが、新ためて違いを分かりやすく表にまとめました。

カランメソッド DMEメソッド
シリーズ 1シリーズのみ レベル別に分かれている
文法学習 なし あり
スパルタ性

DMEメソッドとカランメソッドどちらを選ぶべきか?

結構これに関しては迷われる方が多いと思います。

DMEメソッドとカランメソッドの違いを端的にお伝えすると
カランメソッドはスパルタ性が高く、いち早くストイックに英会話を習得したい方にオススメです。
学ぶ単語や英語表現もDMEに比べて多くなっています。
ただし、最低でも中学レベルの文法の知識がなかったり語彙力が無いとついていくのが厳しいと思います。
無謀に開始しても挫折をしてしまうケースが多いです。

ストイック

一方DMEに関しては、もう少しゆっくり時間をかけてでも着実に学びたいという方に向いています。
個人のレベルに合わせたコースから開始できるのでその点も安心です。

どちらも会話中心で英語脳を養うためのメソッドですが、自身の目的やレベルに応じて選択すると良いでしょう。

DMEメッソドが受けられる学校と特徴

イングリッシュベル

イングリッシュベル

イングリッシュベルの特徴

・入会金0円

・24時間営業

・DMEメソッドを日本で初めて導入した

DMEメソッド料金プラン

プラン名 金額 1レッスンあたりの料金
月5回プラン 3.900円 780円
月10回プラン 6.400円 640円
月20回プラン 9.800円 490円
デイタイム月40回プラン 15.400円 385円
いつでも月40回プラン 17.900円 447円

※1日25分のマンツーマンレッスン
※デイタイムとは8:00~18:00

イーメソッド

イーメソッド

・イングリッシュメソッド専門のスクール

・24時間営業

・家族や友人とIDの共有が可能

イーメソッドはポイント制になっており、講師のレベルや受ける時間や曜日によって必要ポイントが異なるようです。
平均的なポイントは1回25分授業で36~40ポイントとのこと。

DMEメソッド料金プラン

ポイント数 金額 受けられるレッスン数 1レッスンあたりの料金
180 3.000円 5回 800円
400 5.000円 11回 450円
900 10.000円 25回 400円
900 50.000円 152回 329円
12000 100.000円 333回 300円

※1レッスン36ポイントとして計算
※上記はあくまでも概算です。(講師や受ける日時によりポイント消費が変わるため)

アイトーク

アイトーク

アイトークの特徴

・スカイプは使わず専門サーバを使用しておりクリアな音質

・フレンドリーな講師陣

DMEメソッド料金プラン

プラン名 料金 受けられるレッスン数 1レッスンあたりの料金
DME12 4.630円 12回 389円
DME25 9.120円 25回 365円
DME52 18.355円 52回 352回

 

オリジナルメソッドを実施しているスクール

DMEメソッド以外にもオリジナルでメソッドを提供しているスクールもあります。
その一つにhanasoメソッドがあります。

ハナソメソッド

こちらのメソッドは「世界一わりやすい英会話の授業」の著者であり、スタディサプリでも講師をしている関正生さんの監修のもと作成したメソッドだそうです。

hanasoメソッドの特徴は実際に使いこなせる英語を身に着けることに重点を置いており、一度習ったフレーズなどがきちんと定着するまで復習をするそうです。
AIのようなシステムが導入されていると思われ、自分が覚えられていない、または発音が間違っているものをシステムが管理しできるまで何度も繰り返し練習するというもの。

できないところをカバーしてくれる伴奏者みたいな存在なのでしょうかね。
苦手な表現や間違えたものを、自分で管理していくのは結構難しいので、非常に興味深いシステムではあります。

世界一わかりやすい英会話

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まとめ

この記事ではDMEメソッドの概要とカランメソッドとの違いを記載しました。
ネイティブと会話ができる本物の英会話を身に着けるのには、ダイレクトメソッドはおすすめです。

DMEメソッド、カランメソッドともオンライン英会話専門の学習形態になります。
オンライン英会話の良い点は、レッスン料が安いこととマンツーマンスタイルであることがあります。
更に家に居ながら受講することができるので、手軽に受講できるのもメリットであると言えます。

ダイレクトメソッドは4倍のスピードで英語を習得できると言われていますが、実際に継続しないと意味がありません。

したがってまずは無料体験を利用していくつかスクールを体験してみつのが良いと思います。
そのうえで自分にあったスクールや講師を探してみてください。

この記事が少しでも皆様の参考になれば幸いです。