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退職後のシニアや転職の合間の社会人、いわいる大人たちの中でプチ英語留学に密かに人気が高まているマルタ。
今までは英語留学と言えば、イギリスやアメリカ、オセアニア。そして近場のフィリピンなどがメインでした。
マルタ留学の人気が高まっている理由を紐解くべく、様々な視点からマルタとマルタ留学について調査してみました。

マルタ留学が気になっている方はぜひ参考にしてみてくださいね。

まずはマルタについて知ろう
マルタ留学について
まとめ

まずはマルタについて知ろう

マルタ島ってどこ？

マルタという地名は聞いたことがある方は多いと思いますが、実際にどこにあるかと聞かれると・・・。
という方の為にマルタ島をまずご紹介いたします。

マルタ島の概要

マルタ島は地中海に浮かぶ群島で、屈指のリゾート知として知られています。
上の地図を見ればお分かりになりと思いますが、イタリアの南側に位置しています。

海岸沿いは入江が入り組んでいて港の風景がとてもきれいです。

治安も良くリゾート地として、そして富裕層の移住の地としても人気があります。

国の正式名称

マルタ共和国
首都は「ヴァレッタ」
市街が世界遺産に認定されており、美しい街並みが人々の目を奪います。

人口

約40万人程度で面積は東京23区の2分の1程度の小さな島です。

公用語

マルタ語と英語

通貨単位

ユーロ

気候

地中海性気候
ヨーロッパ南部のイタリアやスペインと同じく温暖な気候です。

日本とマルタ

移動

マルタには日本からの直行便はありません。
したがってヨーロッパの国やトルコなどを経由する必要があります。

日本からヨーロッパは直行便で12時間程度、そしてさらにマルタまでは2時間程度かかります。

時差

日本との時差は8時間で、マルタは日本より8時間遅いです。

ビザ

日本人であれば、90日まではビザなしで滞在可能です。
それ以上の期間になると、学生ビザを申請する形になります。

マルタ島の歴史

留学先として検討している場合には、事前にその国の歴史についても知っておいた方が良いですよね。

マルタという言葉の響きですぐ頭に浮かぶのが「マルタ会談」です。
まさにマルタ会談が行われたのがこの地です。

冷戦終結のマルタ会談

マルタ会談の詳細を失念されている方も多いと思いますので、説明を補足します。

マルタ会談は、米ソ冷戦の終結を締結した会議です。
1989年、今から30年前に行われました。

ベルリンの壁崩壊後ほどなくこの会議が実施されました。
舞台の主役は、アメリカのブッシュ大統領とソ連のゴルバチョフ書記長の2人です。

この二人の会談により、44年間続いた米ソの冷戦に終止符を打つことでき、この時代に東西ドイツの統一が実現しました。

古い歴史で有名なマルタ

マルタ島には世界遺産にもなっている巨石神殿が立ち並んでいます。
これらは紀元前4500年~2500年ごろに建造されたと言われており、世界最古の建造物とされています。

紀元全4500年とはなん古い歴史なのでしょう・・・。
エジプトよりも古い歴史を誇っています。

激動の歴史を抱えるマルタ

中世時代にはマルタ島はイギリスの植民地であったことから、ナポレオン率いるフランス軍に占拠されてしまいました。

第一次世界大戦の時代には、イギリスの同盟国であった日本は海軍を派遣し地中海の護衛にあたりとても活躍したそうです。

このことからマルタの人は今でも親日家がとても多いのです。
日本とマルタの間には、意外にも過去にこのようなつながりがあったのです。

マルタはその後1964年にイギリスから独立を果たしました。

マルタ留学について

マルタ島の留学エリア

ヴァレッタ

世界遺産の美しい街並みを堪能できる首都バレッタで生活できる憧れの地！
一度は住みたい女子の憧れの地ですね。中世ヨーロッパの気分を味わえます。

セントジュリアンズ

セントジュリアンは海辺の都市で、ホテルやレストランも数多く存在する観光都市です。
にぎやかな海辺の町でナイトライフも楽しめます。

スリーマ

スリーマはセントジュリアンに隣接する町で同じく海辺の都市です。
海水浴も楽します。

ゴゾ島

ゴゾ島はマルタ島からフェリーで30分ほどで行ける島です。
大自然と海に囲まれてのんびり過ごしたい人におすすめです。

マルタ留学の実情

留学期間

選べる留学期間は様々で、1週間のプチ体験から1か月、半年～1年と選択の幅は広いです。
予算と許す時間に応じて決定させてください。

学習環境

マルタはヨーロッパに近いこともあり、ヨーロッパ系の留学生が多いです。
日本人も少なく国際色豊かな環境があります。

授業形態はグループレッスン中心で、かなり授業も早く進んでいくようです。
発音がイギリス英語のため、聞き取りに苦労する人も多いようです。
したがってある程度は英語力がある人でないと難しい部分も多いかもしれません。

それでもどうしてもマルタへ留学したいという方は、事前にしっかり日本にいる間に英語を勉強しておくことを強くおすすめします。
また専門のエージェントに詳しく相談してみてください。

住環境

まず居住環境についてですが、学校の寮、ホームスティ、アパートの3つが選択肢としてあります。

寮の場合は基本相部屋で2人～4人部屋になります。
友達を積極的に作りたい方には寮がおすすめです。
ホームスティに関してですが、他の国と違って営利目的で受け入れている家庭が多く、数人の留学生をまとめて受け入れているような家庭もあります。
必ずしも一人部屋ではないので注意が必要です。
寮生活のようなイメージの受け入れ先の多いのも特徴です。

どうしても一人になりたいという人はアパートを借りるという手段もあります。
アパートは電化製品や生活用品は一通りそろっています。留学生はルームシェアをすることが多く、家賃を抑えて一人部屋も実現できます。
ルームシェアをした場合には、一人当たりの家賃は40000円前後が相場です。

食事情

知っている方は少ないと思いますが、マルタ料理が存在します。
マルタではウサギを食べる習慣があるようで、ウサギ肉のシチューやウサギ肉とワイン風味のトマトソーススパゲッティなどの伝統料理があります。
また、イタリアに近いこともあって、お馴染みのパスタやビザなどのイタリア料理も定番です。
海に面していることもありシーフードレストランなどもたくさんあります。