英会話の上達には、実践を重ねることがとても大切です。
今はオンライン英会話という便利なサービスもありますし、24時間365日どこでも実践が可能!
だからといって「とにかく話そう」といわれても難しいですよね。
いざ話そうとしても単語が出てこなかったり、英文をどう作ればいいか分からないってことで、頭が真っ白という経験もあるでしょう。
そんなときに覚えておくと便利なのが「咄嗟の映画に強くなる3つのメソッド」です。
今回はそんな3つのポイントをご紹介しましょう。
これであなたの英会話もバッチリですよ!
単語は「言い換え力」で乗り切ろう!
英語の学習を進めて語彙力が上がっても単語が分からないと言う状況は避けられません。
そんな時は「言い換え力」で乗り越えましょう。
メソッド①単語に詰まったら②方向に考える
例えば「おととい」は英語でなんていうでしょう?
正解はThe day before yesterdayですが、、これを知ってるかどうかは重要ではありません。
重要なのは「手持ちの語彙で言い換えるスキル」なんです。
コツは日本語で「より具体的に」「より抽象的に」の2方向で考える事。
試しに「おととい」を抽象的・具体的の2方向の日本語で言い換えてみましょう。
- 抽象:この前、選手、過去、今月、昨日
- 具体:2日前・48時間前・日付・曜日
まあ、こんな感じでしょうか?
これを英語に出来そうな物を探します。
2日前や曜日なら言えそうですよね。
つまりこれぐらい「ゆるく」考えるのもコツです。
難しく考えず自分の分かる単語で言い換えれば良いんですね。
もう一つ例を挙げてみましょう。
例えば「親戚」という単語があり、英語では「relative」ですが、こちらも2方向で考えてみましょう。
「家族=family」「叔父→父/母の兄弟=my father’s/mother’s brother」なら言えますよね。
自分の分かる単語を使って話せばいいと言うことですよ。
メソッド②迷ったら「万能③動詞」を使おう!
2つめのメソッドは迷ったら「万能3動詞」である「have「do」「get」を使おうというものです。
咄嗟の英語でのつまづきの多くが、主語の次にくる動詞が思いつかずに止まってしまうことですね。
「彼=he」「かなりの仕事=many work or lot of work」はすぐに思いつきますが、「抱える」なんて動詞を英語でいうと難しいですよね。
そんな時には「have/do/get」のどれかを使えないかなと考えましょう。
大体はこの3つのどれかで言えてしまいますよ。
この場合なら「have」で大丈夫!
多少不自然な文章ではありますが、上達途中ではどんどん口にした方が勉強になります。
学習を重ねると次のような精度の高い文章が言える様になりますよ。
この万能3動詞は日本語の訳は忘れて、漠然としたイメージで捉えるのがコツです。
「have=持つ」と覚えていると応用が出来ませんからね。
万能3動詞のイメージ
次に万能3動詞のイメージをご紹介しましょう。
多少不自然ですが、意図は十分伝わるので大丈夫です。
不自然さは上達すると解消されていくので、どんどん話してみましょう。
【haveの例文】
- 今日は会議があるんです ”I have a meeting today.”
- 僕は友達が多いんだ ”I have many friends.”
- 部課に恵まれたね ”You have good staff.”
- お目が高いね ”You have a good eye.”
- 見当もつかない ”I have no idea.”
- 彼の映画のコレクションは凄い ”He have many DVDs”
haveはS(主語)とO(目的語)が一緒にいるイメージですね。
【doの例文】
- 私が毎日お皿を洗っています。 ”I do the dishes everyday.”
- ネイルしてるの? ”You do youre nails?”
- パソコンは苦手なの。 ”I do computer bad.”
- 宿題は今からするから。 ”I do homework now.”
- あなたはリビングを掃除して ”You do living room.”
doは物事を実行するイメージになります。
【get】の例文
- あなたの考えはわかるよ ”I get your idea.”
- 飲み物とってきてあげるよ ”I get drink for you.”
- 髪が傷むよ ”Your hair get damage.”
- スープが冷める ”Soup get cold.”
- 空が暗くなる ”The sky get dark.
- 彼は怒りっぽい ”He often get angry.”
getはS(主語)のもとに新たにOが来るイメージですね。
なんとなくわかるでしょうか?
メソッド③語順の感覚を身につけよう!
最後は単語を正しく並べて、伝わる文章を作る方法です。
どんな単語も文章に組み込んで使うので、そもそもの英文の作り方を知らないと使いこなせません。
英語は語順が命!
今は感覚で喋っている人も、語順の感覚を磨くと、一気にレベルアップしますよ。
コツは2つ有るので、ご紹介しましょう。
日本文末尾の動詞から英語にしよう
日本語と英語の構造を生かしたやりかたです。
日本語では主語は省略されやすく、さまざまな情報が自由な順番で並びます。
しかし基本的に最後は動詞で終わりますよね。
一方英語は基本的に主語の次に動詞が来ます。
英語では4つの箱をイメージしましょう。
【S】=主語 【V】=動詞 【O 】=動詞の意味が繋がる言葉 【その他】の4つですね。
行くならどこへ、合うなら誰と、食べるなら何を、という感じでそのあの情報を後ろに放り込んで行きます。
まずは、日本語の動詞を英語にする、2つめのVの箱から埋めていきましょう。
動詞の位置はどちらの言語もいつも決まっているので次に来る言葉を選べるんですよ。
【英文を作る手順!】
- 日本文末尾の動詞を見つけてVに入れる
- Sに主語を入れる
- OにVの意味が直接繋がる最小限の言葉を入れる
- 余裕があれば、残りの情報をその他に入れて話す
こちらを例文でご紹介しましょう。
【例文】今日は家族と札幌へ行きます。
- 行きます=go
- 主語は省略されてますが「私」=I
- goが直接繋がるのは「札幌」=Sapporo
- その他の情報は、「今日は=today」「家族と=with my family」
”I go sapporo with my family today.”
【例文】買物はいつも銀座でします。
- します=do
- 主語は省略されてますが「私」=I
- doが直接繋がるのは「買物」=shopping
- その他の情報は「いつも=always」「銀座=Ginza」
”I do shopping always in Ginza.”
どうでしょうか?
意外と簡単に変換出来るのがわかりますよね。
コツは難しく考えずに自分の分かる単語で話すと言うことですね。
まとめ
このように考え方を変えると、最初のウチは話すのに時間がかかってしまうかもしれません。
でも頭の中でしっかりと考えてる訳ですから、沈黙とは違いますよ。
何度も繰り返すウチに、確実に英作文の力がアップし、話せるスピードもアップしていきます。
やがて無意識でも正しい語順で確実に伝わる英語がペラペラ話せるようになりますよ。
まずは実践してくださいね。
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