英語の勉強は何から始める?初心者向けの勉強の仕方を紹介!

英語学習を始めるにあたり、「何から勉強すれば良いの?」と悩んでいる人も多いでしょう。

たくさんの勉強法があるので、何から始めればいいのかわからないっていうのが正直な所ですよね。

とはいえ効率の悪い勉強法を実践していても、英語は身に付きません。

そこで今回は初心者が避けるべきNGの勉強法についてご紹介し、また初心者向けの勉強法をご紹介します。

初心者が避けるべきNG勉強法

まず、初心者がやってしまいがちなNG勉強法を紹介しましょう。

以下はいずれも人気のある英語勉強法ですが、初心者にはオススメしませんよ。

NGの理由も併せて説明しましょう。

聞き流しばかりを行う!

英語の基礎が全く身に付いていない状態で、「聞き流し」に取り組むのはNGです。

というのも、「音」や「意味」を理解できない音声をきいても、何の知識も得られないからです。

予備知識がないままお経をたくさん聞いても、理解出来るようにならないのと同じです。

ちなみに「音声を聞くだけで、英語を話せるようになる!」といったキャッチフレーズで販売されている聞き流し教材は、初心者向けではありません。

「聞き流し」で効果を得るには、聞き流している音声を8~9割以上理解出来る英語力が必要です。

英語の基礎がまだ身に付いていない状態で「楽だから」「効果があると聞いたから」という理由で、やみくもに聞き流しばかりを行うのはやめましょう。

シャドーイングをする

シャドーイングも初心者が避けるべきNG勉強法の一つです。

シャドーイングというのは、英語の音声を聞き、声をかぶせるようにして声に出す練習方法の事です。

ネイティブスピーカーの音声に続いて音読することで、英語が上達している感覚を得られますが、実際には「百害あって一利無し」の勉強法なんですよ。

初心者がシャドーイングをしてはいけない理由は3つあります。

  1. お手本の「音声」をしっかり聞き取れていないから
  2. 英文の「意味」を理解出来ていないから
  3. 自分の発音が間違っていても気付かないから

シャドーイングをすると、お手本音声のスピードに追いつくことばかりに集中してしまい、肝心の「聞き取り能力」と「意味取り能力」、「発音能力」が鍛えられません。

さらには間違った発音や悪いクセが定着する可能性もあります。

初心者の内は「音声を聞く」「音声の意味をとる」「発音を練習する」など、一つ一つのことに集中しながら、基礎を身につけることに専念しましょう。

英会話スクール任せにする

「英会話スクールに通えば、英語を話せるようになるだろう」と考える初心者が多いようですが、英語の基礎が身に付いていない状態でスクールに通っても、英語を話せるようにはなりません。

基本的に英会話スクールは、自分の中にある英語の知識をアウトプットするのに適した場所です。

英会話スクールの本来の効果を実感したいのであれば、発音や文法、語彙といった基礎を身につけてから通う事をオススメします。

何から勉強すればいい?オススメの英語勉強法!

ここからは「何から勉強すればいいの?」と悩んでいる初心者に向けて、効率の良い英語勉強法をご紹介しましょう。

1.発音練習で「基礎」を身につける!

まず、基礎固めの第一ステップとして「発音練習」に取り組みましょう。

「発音練習=基礎」と聞いてもピンと来ないかもしれませんが、発音練習はリスニング力やスピーキング力を伸ばすために欠かせない基礎トレーニングです。

発音練習で英語の音の出し方を理解することで、頭なの中で英語の「音」と「単語」が紐づくようになります。

わかりやすく言うと、これまで聞き取れていなかった音が「どのように発音されているか」を体得できるので、英語のリスリング力が飛躍的に向上します。

また、早い段階で発音練習に取り組むことで、英単語を最初から正しい音で覚えられます。

英語を話した際に、聞き返される事が減り、後から間違って身に付いたカタカナ発音を矯正する手間も掛かりません。

英語の勉強をより楽に効果的に進めるために、まずは発音練習に取り組みましょう!

2.中学レベルの「英文法」と「語彙」を学ぼう!

次に中学レベルの「英文法」と「語彙」をおさらいし、英語の基礎を固めていきましょう。

英語を聞いたり読んだりして理解する、そして自分の言いたいことを表現する井は、文法および語彙の知識が不可欠です。

最終的に必要となる文法と語彙のレベルは、目標によって異なります。

ただし、基礎としてひとまず身につけるのは、中学レベルではありません。

まずは中学校で習う英文法と語彙の知識を「使えるレベル」にする事を目指しましょう。

3.リスリング/リーディング力を鍛える!

発音と文法、語彙の基礎が身に付いたら、リスニング・リーディング練習に取りかかりましょう。

発音練習をとして既に英語の音の出し方が分かっていると、英語の「音」と「単語」が頭の中で紐づくので、リスニング力とリーディング力を効率よく伸ばす事ができます。

リスニング

英語学習向けのポッドキャスト番組やニュース番組、海外ドラマなどを活用して、ネイティブスピーカーの音声を聞きましょう。

英文の「音」と「意味」に集中してリスニングするために、スクリプトや字幕は使わずに「耳」だけを頼りにするのがポイントです。

リーディング

リスニング学習法は、実はリーディング力の上達にも大きく関連しています。

というのも、私たちは文章を読むとき、早く理解するために気付いたら口に出して読んでいることもありますよね。

これは「文字」で考えるより「音」で考える方が素早く理解出来る事が関係しています。

つまり、リーディング能力とは、頭の中で「スピーキング」する能力のことであり、音読練習をすることで、リーディング力を効果的に鍛え上げることができるのです。

英文を声にだして読む練習をする事で「音」をイメージ化する能力が強化され、英文を理解するスピードが上がります。

4.ライティング/スピーキング力を鍛える

ライティングとスピーキングは、異なるスキルではありますが、「頭の中で英語の文章を作る」という点に於いて共通しています。

ライティング

ライティング力およびスピーキング力を伸ばすには「英文作成能力」を鍛える事が大切です。

英語で日記を付けたり、お題に沿った英作文を書いたりと、文章作成能力を鍛えましょう。

スピーキング

スピーキング力を伸ばすにはスピーキング練習アプリがオススメです。

会話練習に取り組むことで、英語のアウトプット回路を形成し、実際の英会話にも通用するスピーキング力が身に付きます。

また、会話練習に取り組む際は、日本語の文章を英訳するのではなく、最初亜krあ英語の文章を英語で考える事を意識しましょう。

まとめ

今回は『英語は何から勉強すればいいの?』という人のために、NG勉強法や句か的な英語勉強法を紹介しました。

初心者のうちは焦って色々な勉強法に手を出したくなりますが、まずは「発音」→「語彙・文法」と基礎を固めることに集中しましょう。

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