日本人で英語を喋りたいと思っている人は多いでしょうが、実際に話せる人となるとかなり少ないでしょうね。
英語の勉強は学生の頃からしているのに、何故か英語が上達しないって思っている人も多いでしょう。
ということで、今回は誰にでも出来るすぐに上達できる英語のが話し方をご紹介しましょう。
それでは早速行きましょう!
英語の上達①:まず主語と動詞から話してみよう!
短距離走でスタートするときの「Ready..Set..Go!」という掛け声を聴いたことありますよね。
「ReadyとSetのタイミングではみんな同じ動作をして、GOでスタートした後は自由に走って良いよ」という誰もが混乱せずに公平にスタートできるよう作られた定型フレーズです。
ある意味「スタートするためのルール」と言っても良いでしょう。
勘が鋭い方は分かるかもしれませんが、英語で会話するときにも同じく「英会話をスタートするためのルール」が存在しています。
英語に於ける”Ready”と”Set”の2動作にあたるのが「主語」と「動詞」になるんですね。
英語の文章を構成するにあたって「五文型」という絶対ルールがあるのを覚えていますか?
中学生で習う者ですが、忘れちゃったという方のためにおさらいしておきましょう。
- SV:主語+動詞
- SVC:主語+動詞+補語
- SVO:主語+動詞+目的語
- SVOO:主語+動詞+目的語①+目的語②
- SVOC:主語+動詞+目的語+補語
「英語の文章はこの順番で構成しましょう」というルールがこの五文型ですね。
こうして一覧にすると分かるのは、どの文型でも共通して「主語」と「動詞」の組み合わせから始まっていると言う事です。
英語を上達させるためには、全ての英語文章に共通したスタート法である「主語+動詞」をすぐに口にする癖を身につけましょう。
”I go”でも”He is”でもいいので、まず「主語+動詞」を口に出すことで英会話をスタート出来るのです。
間違った主語と動詞を使ったどうするの?と思うかもしれませんが、その時は言い直せば良いだけです。
言い直すときは、”I mean”などのフレーズを使えば全く問題ありません。
日本人は頭の中で綺麗な文章を考えてから話す姿勢が多いですが、そうではなくて、まず「主語+動詞」を口に出すと言う癖を身につけましょう。
話してから考えるという英会話の上達に欠かせない思考法を習得出来ますよ。
日本語で考える癖を捨てる!
ここで少し考えてみましょう。
なぜ日本人の多くが「主語+動詞」から話し始めることを苦手としているのか?
その理由は「英語を話すために日本語で考えているから」です。
日本語の会話だと、主語を使う機会ってあまりありませんよね。
「私は」「彼らは」「これが」などは、日本語では日常省いて会話している事が多いです。
しかし英語での会話は「主語」がないと始まりません。
ということは、英語を上達させるためには「日本語で考える癖を捨てる」という心構えが必要となります。
「理屈は分かるけど、日本語抜きでどうやって考えたらいいんですか?」という声が聞こえますがその方法は次の項目で説明しましょう。
「主語+動詞」で英語を話すトレーニング法
さて、まず最初の英語上達術として
- まず「主語+動詞」から会話をスタートさせること
- この「主語」を口に出すためには、日本語で考える癖を捨てること
この上記2つをお伝えしました。
この2つを同時に、そして瞬間的に行う事ができれば、英語力がかなり上達するわけです。
そしてこれらを身につける為のトレーニング法は「英語の文章を元に”頭の中にイメージを描く”こと」です。
もっとわかりやすく言うと、英語の文章を元に「頭の中に画像や動画として情景を想像する」ということ。
はじめは難しいかもしれませんが、英語には必ず「主語」という主人公とその主人公の動作を表す「動詞」があるので、慣れてしまえばイメージするのは難しくありません。
この「頭の中にイメージを描く」というトレーニング法は、主語と動詞を瞬間的に口にする練習になるだけでなく、日本語を介さず英語を英語のまま理解するという訓練にもなります。
英会話でスムーズに話せないと言う悩みを持つ人は、この「イメージ」を思い浮かべるトレーニング法を試してください。
英語の上達②:相手に聞いてみる!
日本人が英語を苦手とする理由の1つにミスを恐れてしまうことが挙げられます。
受験英語に代表されるように、学問としての英語で良い成績を収めるために、日本人は英語を間違える事に対して恐怖感や罪悪感を植え付けられています。
なので、完ぺきな英語を話そうとするからこそ、なかなか上手く話せないと言う事がありますね。
そこで発想を変えて「間違える前に、相手に正解を聞いてみる」というやり方にシフトしてみましょう。
受験であれば第三者に知恵を借りるのはカンニングですが、英会話なら全く問題ありませんよね。
英語を勉強している場合、先生や講師など会話相手の方が英語力を持っているでしょう。
その相手の英語力を素直に活用するのが、英語力を上達させる方法ですよ。
英語の上達③:相棒フレーズを使って幅を広げる
相棒フレーズを作るというのは相棒のようにいつもそばに居てくれる「英語の口癖を作ると言う意味です。
これは今日この瞬間から使える即効性のある上達術ですよ。
日本語で会話をしている時「え~そうなの?」「それいいじゃん!」など口癖のようによく使うフレーズはありませんか?
こうしたフレーズが口癖になっているのは「聞き上手」「褒め上手」「喋り好き」といったあなたの会話スタイルがベースになっている可能性が高いです。
英会話や英語学習に沢山時間を費やしても伸び悩んでしまう原因は、もしかしたら本来「聞き上手」なのに、英語では「喋り好き」になろうとすることで、自分の会話スタイルとギャップが生じている可能性もありますよ。
ということで、自分の会話スタイルに寄せていけるよう、まずは自分の日本語での口癖を英語に変えてみるというのも英語上達術です。
まとめ
今回はすぐに英語が上達するコツをご紹介しました。
もちろん勉強は不可欠ですが、コツを知っておく事で勉強の質を高めることができます。
英会話においては簡単に実行出来る事を増やして行くことが上達への近道です。
間違えても良いので、気にせずにどんどんと話すことを意識していきましょう。
そしてわからない事は聞くという態度で臨むと上達は早いですよ。
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