英語を学び直そうとしている人は多いと思います。
「海外旅行で英語を自由自在に操って喋りたい」「英会話ができるようにあれば人生が楽しくなりそう」そんな理由で英語を勉強しなおそうと思っている大人も多いのではないでしょうか?
様々な目的があり英語をやり直そうと思っている大人がいるとして、どうやって勉強して良いのかは悩みますよね。
今回はそんな大人になって英語が出来る人の特徴をご紹介しましょう。
そして、よく言われているインプットかアウトプットかどちらが大事なのかもご紹介していきます。
インプットVSアウトプット論争に終止符!
英語学習で重要なのはインプットなのかアウトプットなのか?
この二つは人によって大きく意見が異なります。
でも学びなおす側からすれば、結局どっちがいいんだよっていうのがわかりませんよね。
英語を勉強しなおす前に、インプットVSアウトプット論争を終わらせておけば、勉強もはかどりそうな気がします。
で、結論ですが、英語においてまず取り組むのは「インプット」です!
絶対にインプットと言い切ってしまいましょう!
なぜそれほどまでに自信をもってインプットといるのか?
たとえば1つ質問をしてみましょう。
「ラテン語」で自己紹介してくれますか?
さあ、どうでしょうか?
「ラテン語」で自己紹介してといわれて、できる人が果たしてどれぐらいいるでしょうか?
ちなみに私はラテン語については全く浮かびませんので、何一つ話せないということになります。
大体の人がラテン語で自己紹介はできないのではないかと思います。
その答えは、今のみなさんの中にラテン語のラの字も入っていないからです。
入っていないのに、話せるわけがありません。
いくらアウトプットする場を作っても意味がありませんよね。
極論でもなんでもありませんよ、これは英語に対しても同じことが言えます。
たとえば「英語ができるようになりたい!」と思って、英会話教室に通ったとしましょう。
1回のレッスンで30分ぐらいだとして、30分のうち約27分は外国人の先生が話しているだけ…。
あなたはそれを聞いて苦笑いしながらYesと頷いているだけで、勉強になりますか?
これはインプットが不十分な状態で英会話をしようとしても「何もでてこない」ということの証拠です。
中身のないマヨネーズを絞っても、マヨネーズは出てきません。
英語の知識がないのに、英語がでてくるはずがないということなので、大事なのはインプットということになりますね。
徹底的にインプットを繰り返すことをオススメします!
3大重要ポイントは「音」「単語」「文法」!
英語学習のカギは「中学レベル」の「音」「単語」「文法」の3要素を繰り返すことです。
インプットはこの3つが中心で、この3つが英語の基礎・土台になりますよ。
この土台・基礎がぐらついていると「英語がでてこない」「英語が聞き取れない」という、根本的な悩みは解決できません。
この3つをインプットするために大事なことが2つあります。
- 「知っている」と「使える」は「本で読む空手」と「道場で習う空手」ぐらい違う
- 寝起きで頭が回っていなくても出てくるようにする
1ですが、英語を学びなおそうとする多くの方は、中学や高校の時、単語や文法を学習したことがあるはずです。
ここにインプット学習における大きなヒントがあります。
中高時代に「関係代名詞」や「現在完了」などといった英文法の問題を解いたり、難し英単語を何回もチラシの裏に書いて覚えたりしたと思います。
なので、みなさんは英語を”知っているとはいえますね。
でも”使える”状態にはなっていないということ!
では”使える”状態とはどういう状態なのか?
例として、あなたは駅に向かう道を歩いています。
ところがポケットから財布をおとしてしまったのに、あなたは気付かない。
すると、あなたの後ろを歩いていたアメリカ人が、あなたの財布を拾ってあなたに駆け寄り、「はいどうぞ」と渡してくれました。
そこであなたは、とっさに英語で感謝した。
さて、あなたは何といったでしょうか?
そう、「Thank you」ですよね!とっさに出てきたと思います。
仮に、あなたが寝起きで頭が全く回っていない状態だとしても、きっとThank youは出てくるはずです!
これが2の使えるという状態ということです。
英会話で大事なことは「瞬発力」です。
短距離走の選手が「よーい、ドン!」で一気に加速するように、英会話でも瞬発力がとても大切です。
「何を言おうか?」と考えている間に、会話はどんどん進んで、結局何も発言できないままその場の会話が終わってしまうということになってしまいますね。
そのためにも、いついかなる時にも突発的に、瞬間的に英語を出せるようになることが大切なのです。
では、どうすればそんなに突発的に瞬発敵意英語が出る状態、いわゆる「使える」状態になるのでしょうか?
ヒントは「無意識」ですね。
英語力は「スポーツの練習」のように鍛えよう!
英語は頭の良さや優れた読解力が無くても使えます。
幼くても英語圏の子供は英語を「使える」ようになっていますよね。
この子供たちは数学の二次関数の問題はできませんが、走ったり、ボールを投げたりするのと同じように、英語を話せます。
英語は限りなく「スポーツ」に近いので、スポーツを得意にするのと同じように英語を学びましょう。
それではスポーツはどうやって上達するでしょうか?
たとえば、あなたが甲子園を目指す高校球児だとして、試合でヒットが打てなくて困っているとします。
そこで、コーチがあなたにヒットを打つためのバッティングフォームを丁寧に教えてくれました。
でもこの時点では、まだあなたはヒットを打つことはできませんよね
なぜなら「知っている」だけだからです。
そこであなたは、全体練習後に何度も素振りを繰り返し練習します。
コーチから習ったバッティングフォームとこれまでの我流のフォームでは、大きく打ち方が異なるので、最初の頃は相当意識して素振りをするでしょう。
そうやって来る日も来る日も居残り練習で素振りを続けていると、ある日突然、急にコーチからのアドバイスを意識しなくてもバットを振れるようになります。
これが「無意識」です。
この無意識の境地に達したならば、きっとヒットを打てるようになるでしょう。
英語も同じことです。
最初のうちは「これが関係代名詞」「守護のあとに動詞がくる」などと確認しながら意識的に英語に取り組むでしょう。
これを反復しているうちに、その英文法が、その英語フレーズが無意識に使えるように変わってくるのです。
それが英語を「知っている」から「使える」状態に変わったという状態ですね。
つまり、英語はインプットをしまくって、無意識に出てくるようになるまで反復学習をするのが大事ということ!
ぜひ今後の英語学習するときの参考にしてくださいね。
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