英語って子供の頃からやったほうが覚えられるし、喋られる気がしますよね。
では大人になってからは英語を習得するのはムリなのでしょうか?
いいえ、そんなことはありません。しかし子供の時と大人の時では学習方法が変わってきます。
ということで、今回は大人になってから英語を覚えるための法則をご紹介しましょう。
目次
英語の勉強を再開するために大事なこと!
英語の学習を再開するに当たって、今までの勉強方法は忘れましょう。
日本では短くても中学高校で6年間、長い人だと大学もいれて10年間も英語の勉強をしている人もいます。
それでもほとんどの日本人が英語を話すことが出来ません。
話すことを出来ないだけじゃ泣く、読む書く話す聞くといった全ての能力が非常に低いのが現状です。
現在の英語学習が根本的に欠陥があるといわざるを得ませんね。
では、どのように勉強していけば上達できるのか?
今回は英語の勉強方法をご紹介していきます!
フォニックスを学ぶ!
フォニックスって何?って思うかもしれませんが、フォニックスというのは英語の発音とスペリングの関係性を学ぶための学習メソッドになります。
日本の学校教育では取り入れられていませんが、ネイティブは幼稚園の終わり頃から小学校の1年生当たりで100%学んでいます。
発音と文字の関係性を学音声学習法で、もともと英語圏の子供達に読み書きを教えるために開発された物で、アルファベット毎の発音を先に学ぶことで、知らない単語でも、耳で聞いただけでスペリングがわかり、正しく書くことが出来ます。
これを知るだけで、英単語の70%ぐらいは、たとえ所見でもそこそこ正しい音で読めるようになります。
発音を学ぶ!
大人の英語学習の鬼門の一つは発音になります。
習ってしまうのが確実に最短ルートになりますが、それでもある程度正確な発音が身につくのに週1回で半年~1年くらいはかかると思っておきましょう。
1語ずつなら正確な音が出せるようになっても、会話の流れのなかで、崩さずに同じ発音で話せるようになるには時間がかかりますね。
正しい発音を学とリスニングも楽になりますし、その後の学習がスムーズに進みますよ。
たくさんの自然なサンプルに触れる
たくさんの良いサンプルに触れるのが学習の原則です。
これは英語だけではありません、水泳だって、野球だって英語だって同じです。
簡単な物から初めて、少しずつレベルを上げながら、ネイティブの使う自然な表現に沢山触れていきましょう。
「自然な英語に触れる」のが何より大切なので、怪しい学習教材は使わないようにしましょうね。
中学校の教科書でも不自然な英語の表現が記載されていることもありますので、注意してください。
現在はYouTubeやポットキャストなどもありますし、生の英会話に触れる機会は沢山ありますよね。
沢山のネイティブな英語に触れて、吸収するようにしましょう。
その時には少なくとも80%くらいは理解の出来る物から始めて下さいね。
わからない物を聞いても苦痛ですし継続できませんから、優しい物から初めて徐々にレベルを上げていく方法をとりましょう。
ネイティブを真似てみる
使えそうな表現に出会ったら、どんどんマネして覚えていきましょう。
まねる事は凄く上達する第一歩ですよ。
ネイティブだって1歳の時に文法の基礎を習った訳ではありません。
周囲の大人やテレビ番組を見てマネしただけのことです。
日本人だって子供が覚えるのは大人のマネからでしょうし、それと同じです。
真似るのは映画やテレビドラマのシーンでも良いですし、ポットキャストでも良いですよ。
文法と会話をセットで練習する
会話練習は、ごく初期の段階から始めるようにしましょう。
多くの学習者の人が、「文法が完ぺきになり、単語を沢山覚えてから練習する」「TOEICで800点とってから会話練習をする」なんていってますが、これは遠回りです。
出来るようになってから会話練習をするのではなく、会話練習をしながら覚えましょう。
文法は会話練習とセットで定着させていきて、現在形だけしか使わなくても、自分や自分の家族、友人、郷土の紹介、あるいは日常の縦貫などを言い表すことが可能です。
テーマを決めて言いたいことを書いてみましょう。
例えば「自己紹介」でもいいですし「昨日あったできごと」でも良いですよ。
自己紹介なら現在形の勉強になりますし、昨日の出来事なら過去形の勉強になります。
何度も失敗し、修正していく
転ばないで、スキーやスケートボードに乗れるようになる人はいませんよね。
失敗はつきものですし、それはスポーツでも語学の習得でも同じです。
失敗するからこそ学習するのであって、失敗しなかったら何も学習出来ないと思ってもいいぐらいです。
失敗したら分析して、修正する。
それだけで英語の勉強になりますよ。
その時に役立つのが文法書や参考書になりますね。
例えば、水泳の入門書を何冊先に読んでも泳げるようにはなりませんが、少し泳げる様になってから読んでみると、分かる事が多くなります。
自分の間違っているところに気付きやすいということですが、これは英語でも同じです。
文法は真っ先にやることではなく、一種のリファレンスとして学ぶべき物と覚えていきましょう。
少しずつハードルを上げていく
簡単な表現はどんどん自動化されていきます。
最初は「How are you?」や「My name is shinji」みたいな簡単なフレーズの自動化からです。
そうしたら次は、簡単な挨拶や天気や買物の話が苦も無く出来るようになることを目指します。
日常の簡単な事が話せるようになったら、今度は少しずつハードルを上げていきましょう。
まとめ
ある日気がついたら何も考えずに英語がすらすら喋れてるって言うのが理想ですけどね。
ごく簡単な会話でも良いですが、フレーズだけでも考えなくても言える様にします。
それを少しずつ増やして行けば、いいんです。
まずはやる気ですけどね。英語を話したい、そして聞き取りたいといったモチベーションが学習には欠かせませんよ。
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