日本人は中学、高校と英語を習いますが、なかなか英会話は上手く出来ませんよね。
学習英語ということで、あまり英会話に役立っていないかもって思ってしまいます。
また、英会話に文法は必要なのかどうかもよく分からないって人が多いのかもしれません。
今回は英会話に必要な文法をご紹介していきましょう。
目次
英語学習と英会話の学習の違い
中学の義務教育で習う英語の目的は、実際に相手とコミュニケーションをとると言うよりも、テストで良い得点をとるということにありました。
つまり、話す力と聞く力はそれほど必要ではなく、読む力と書く力が主流だったという事ですね。
これが英語学習と言う事です。
対して、英会話の目的はコミュニケーションなので、相手の思いを理解して、自分の思いを相手に伝える事が大事になります。
つまり、英語学習をしてきた日本人は、コミュニケーションに必要な話す力と、聞く力が不足している状態ですね。
英会話に文法は必要か?
相手に想いを伝えるためには文法は不可欠です。
スポーツにルールが必要なように、言葉にとって文法は無くてはならないもの!
話し手がルールに従って情報を発信してくるという前提があってこそ、聞き手は安心して話を受け止める事が出来ます。
また、ビジネスの場や裁判など、時系列や事実を性格に述べる事を求める場では、文法の守られた正しい英語を話せなくては、自分にとって不利になりますよ。
ただし、挨拶をするときや質問に答えるときなどは文法を重視しなくても構いません。
挨拶は時間、場所、機会に応じて適切な言葉を述べます。
質問に答えるときは要求されている情報が何かを把握出来れば、YES、NO、もしくは具体的な情報で答える事が出来ますね。
文法が必要な英会話で求められる文法を紹介!
それでは、英会話で求められる文法をご紹介しましょう。
1.主語の次は動詞
英語には基本文型があります。
5つの文型の共通点は、主語の次に動詞が来るという順番です。
ネイティブの聞き手は、「主語が来たら動詞が来るぞ」と無意識のうちに待ち構えています。
中には会話で伝えたい事を複雑に考えすぎて、黙り込んでしまう人もいます。
そんなときは出来るだけシンプルに考えて、主語と動詞だけの分で自分の意見を伝えましょう。
2.be動詞の否定文
be動詞の後にnotをつけると否定文になります。
【例文】
- I am not busy.(忙しくない)
- You are not wrong.(間違ってないよ)
- She is not our teacher.(彼女は教師じゃなくて生徒だよ)
3.一般動詞の否定文
一般動詞の前にdon’tをつけると否定文になります。
主語が三人称単語の時はdoesn’tを付けます。
【例文】
- don’t play baseball here.(ここで野球をしてはだめです。)
- You don’t like octopuses.(タコは好きではありません。)
- She doesn’t have a smartphone.(彼女たちはスマホを持っていません。)
4.be動詞の疑問文
be動詞を文頭において、文の終わりに疑問符(?)を付けると疑問文ができます。
【例文】
- Are you busy?(忙しい?)
- Is he our new teacher?(彼が新しい先生なの?)
- Are they your brothers?(彼らは私の兄弟です。)
5.一般動詞の疑問文
Doを文頭に置いて、文の終わりに疑問符クエスチョンマーク(?)をつけます。
主語が三人称単数の時はDoesを文頭におきます。
【例文】
- Do you play baseball?(野球はやるの?)
- Do you like octopueses?(タコは好き?)
- Does she have a smartphone?(彼女はスマホを持ってないの?)
6.6W1Hの疑問詞
疑問詞を文頭に置いて疑問文をつなげます。
【例文】
- Why are you so busy?(どうして忙しいの?)
- Who is our new teather?(誰が新しい先生ですか?)
- Which do you like.octopus or squid?(タコとイカどっちが好き?)
- Where does he play baseball?(どこで野球をするの?)
7.過去の文
動詞を過去形にします。
不規則動詞に注意してくださいね。
【例文】
- I was busy yesterday.(昨日は忙しかった。)
- You ware our teacher.(あなたは私たちの先生です。)
- He played baseball yesterday.(彼は昨日野球しました。)
- She had a smartphone.(彼女はスマホ持っていたよ。)
まとめ
英会話で必要になるのは、基本レベルの文法力です。
高度な文法を知っている人が立派なスピーチをしようとするものの、頭の中で文を組み立てる時間が長すぎて、会話のリズムを乱してしまうことは往々にしております。
中学で習った文法の知識は決して無駄なものではありません
今持っている文法力を英会話力につなげて、グローバルな世界への第一歩を踏み出してみましょう!
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