覚えて活用!初めて会う人と英会話をする際のポイントまとめ

ビジネス英語 上級

日本での英語の学習は小学校の時から始まります。

しかしながら実際に自分から進んで英会話を行う場合、今までの学習と違って様々な単語を知らないと初めて会う人との会話が難しいと感じるでしょう。

共通点

特にお互いの共通点などを知らない場合、会話を始めるきっかけや会話の進め方次第でその後の関係性も変わってきます。

今回は、初めて会う人と英会話をする際のポイントをご紹介します。

初めて会う人に聞いてはいけないこと

いけない 失礼にあたる

日本では初めて会う人に失礼にならない言葉であっても、英会話の場合は失礼になってしまう場合があります。

以下の言葉は、初めて会う人にはタブーな内容になりがちなので使わないようにしましょう。

How old are you?

子供 年齢

学校の英会話や学習で使用されがちな「How old are you?」は、相手に年齢を聞く単語です。

「何歳ですか?」という意味を持つ単語ですが、特に女性に対しては聞かない方が良いでしょう。

ただし親に子どもの年齢を聞く場合には、初めて会う人でも使えます。

Are you married?

結婚 彼氏 彼女

直訳すると「結婚していますか?」という意味がありますが、外国ではプライベートにとても敏感です。

初めて会う人に結婚しているのか、彼氏や彼女がいるのかなどの質問は避けた方が良いでしょう。

You are slender!

身体的特徴

「細いですね」という英会話で、日本では相手を褒める際に使用されがちな単語ですが、外国では身体的な特徴を誉め言葉として受け取りにくいです。

日本では細めの体系が好まれがちですが、アフリカなどではふくよかでお尻が大きい方が美人だとされています。

日本と感覚が違う場合も多いので、初めて会う人に外見た身体的な特徴を表す言葉は使用しないようにしましょう。

Oh, my god!

驚く 嬉しい時

驚いた時や嬉しい時など、衝撃を受けた際に使用されがちな言葉で、日本でも「オーマイゴッド!」という人がいます。

このgodには「神」という意味があり、神=イエス様となります。

英会話に慣れていないと、驚きや衝撃を日本でも耳馴染んでいるOh, my god!で済ませてしまいがちですが、あまり多用すると初めて会う人に失礼な人という印象が付いてしまいます。

衝撃を受けた際には「Oh, my god!」ではなく、godをgoshに変えて、「Oh, my gosh!」というと良いでしょう。
また、「Oh no!」や「Wow!」といった表現もおすすめです。

初めて会う人への挨拶の種類

あいさつ

初めて会う人への挨拶は「初めまして」というのが、日本語でも英語でも同じです。

学校での学習では「初めまして」を英語で「How do you do?」と習ったという人がほとんどですが、実際の英会話では「How do you do?」という言葉をあまり使用しません。

古風

さらに、この言葉はとても古風で硬い表現となり、相手を困らせてしまう場合もあります。

この「はじめまして」という言葉だけでも、雰囲気や言い方で様々な英会話に変えていくことができ、その後の会話の弾み方も変わります。

ここでは、初めて会う人への挨拶の種類をご紹介します。

Nice to meet you

初めましての挨拶
はじめまして」の定番である「Nice to meet you.」は、一般的に初めて会う人への最初の挨拶として使われている言葉です。

「日本ではお辞儀をしながら挨拶するのも自然ですが、英語での挨拶にお辞儀をしながらするものはありません。

「Nice to meet you」と言いながら、<握手をするのがとても自然なので覚えておくと便利です。

Hi

はじめまして
最も簡単な「初めまして」の挨拶は、「Hi」という単語です。

初めて会う人に対して簡単すぎるようなイメージかもしれませんが、Hiと言いながら手を挙げるだけでも「初めまして」という挨拶になります。

少し離れた位置にいた場合は、「Hi, Hello」と言いながら手を振るなどのアクションを加えても初めて会う人に伝わります。

How are you doing?

親しみを込めた挨拶
直訳すると「どうしてる?」という表現で使用される単語ですが、初めて会う人に対しては「はじめまして、元気ですか?」という意味で使用できます。

「Hey, 〇〇. How are you doing?」なら「ヘイ、〇〇です。元気?」という相手に親しみを込めた挨拶に変わるのです。

ここで自分が誰なのかを名乗っているため、相手に対しての自己紹介もサラッとできてしまう言い方となるでしょう。

また少しネイティブな英会話となるので、その後の会話も弾みやすくなります。

How is everything?

どうかと聞く
直訳すると「調子はどう?」という表現で使用される単語です。

この言葉の中には相手の生活や仕事、健康面など全ての部分に対してどうかと聞く意味で使われます。

そのため、初めて会う人に「Hello, how are you? How is everything?」と伝えた場合、日本語で「こんにちは、元気ですか?あなたの調子はどう(順調)?」となります。

直接会ったことはないが、友人や知人を通じて相手を知っている場合などに使用すると便利でしょう。

会話を弾ませる英会話

会話 弾む

初めて会う人とさらに親密な関係になりたいと思ったら、会話を弾ませるきっかけとして、その日の様子や天気、イベントなどお互いが共有できることを会話に盛り込んでみましょう。

Where are you from?

質問

訳すと「出身地はどちらですか?」という意味になり、初めての人にも適した質問です。

また「どこに住んでいるのですか?」という意味になる「Where do you live?」でもよいでしょう。

相手との会話のきっかけになりやすく、自分が聞かれた場合に会話を弾ませやすくなります。

この質問からさらに掘り下げた内容を聞くには、「Tell me more about your country!」といいましょう。
これには「あなたの母国のことをもっと教えて欲しい」という意味があります。

It’s rainy today.

雨 天気

日本語で「今日は雨ですね」という意味になる言葉です。

天気の話題は初めての人と英会話する際に使われがちで、話しかけられた方も答えやすい質問だと言えるでしょう。

「It’s very hot today, isn’t it?」なら「今日はとても暑いですね」となるので、その時の天候や気温に合わせた内容を取り入れてみましょう。

What food do you like?

好きな食べ物 聞く

日本語で「好きな食べ物は何ですか?」という意味の英語です。

初めての人でも答えやすくて話が弾みやすいため、日本でも会話のきっかけに使われることが多い質問です。

また、「What kind of food do you like the best?」なら「どんな食べ物が一番好きですか?」となります。

日本に興味がある場合は、「What do you like in Japanese food?」と聞いて、相手の好みを知るのもおすすめです。

英会話の最後には感謝を込める

感謝を込めた会話

初めての人と英会話をする場合、会話から共通点を聞き出したりきっかけを見つけたりと考えながら行うため、スムーズにいかない部分もあるでしょう。

しかし、会話の最後にはしっかりと相手に感謝を込めて会話を終えるようにすると、今後も良好な関係が築けます。

It was nice talking with you.

最もよく使われる英会話は「It was nice talking with you.」で、日本語で「話ができてよかったです。」という意味です。

決まりのフレーズというイメージがありますが、あった方がお互いに気持ちよく会話を終わらせることができるでしょう。

It was really nice to meet you.

相手に感謝

「あなたに会えてとてもよかったです。」という意味の言葉です。

初めて会う人に対して、この言葉を伝えるのは「いい出会いをした」という意味にもなり、相手に感謝を伝えるためにも重要でしょう。

ポイント コツ

今回は初めて会う人に英会話をする際のポイントをご紹介しました。

初めて会う人に対して英会話で伝えてはいけない質問や決まりはあるものの、きちんとした挨拶や質問を重ねていくことで楽しく会話ができます。

シチュエーションなどによって使用する言葉は変わりますが、自分らしさを相手に伝えれば今後より親密な関係が築けるでしょう。

このような英会話を覚えて、今後も活用してみてください。

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