覚えておけば安心!使わない方がいい下品な英語スラングは?

海外ドラマや洋楽で下品なスラングや失礼なワードが使われますが、意味がいまいちわからないなんてことありますよね。

下品なスラングは使い方を間違えると、相手に「失礼な人だ」「教養が無い人だ」という印象を与えるだけで無く、相手を怒らせてしまう可能性もあります。

また、下品なスラングの意味や使い方を知らないと、発言やジョークの真意がわからず、海外ドラマや洋楽の楽しさが半減してしまうこともありますよ。

ということで、英語の下品なスラングについてご紹介します。

うっかりマネして使わないように気をつけましょう。

下品な英語スラング:fuck

fuckは「性交をする」という意味を持ちますが、感嘆詞、名詞、動詞、形容詞など様々な使い方や意味をもつ単語です。

 

・We fucked last night.(昨夜やった。)

fuckはネイティブの砕けた会話の中では頻繁に使われますが、テレビやラジオでは「ピー」が入るほど卑猥で汚い言葉になっているので、使うのは辞めた方が良いですね。

日常でよく聞く使い方はfuckingと形容詞的に用いて、「とても」「めっちゃ」と強い意味で使われるものです。

  • The pizza is fucking great.(このピザ、まじ旨い!)
  • It’s fucking cold.(めちゃ寒い。)

または「ちくしょう」「マジかよ」のような驚きや落胆、苛立ちや伊丹などを表す感嘆詞としても使われますね。

  • It’s sold out!Fuck!(売り切れかよ!クソ!)
  • Fuck!She’s gorgeous.(わお、彼女いけてる!)

下品な英語スラング:a piece of shit

a piece of shitは、直訳すると”ひとかけらのうんこ”になり、酷く嫌な人や尊敬できない人の事を言います。

また、全く使えない「もの」の事を指してもいます。

  • I can only say that he’s a racist piece of shit.(彼は人種差別主義者のクソヤロウとだけ言える。)
  • This computer is a piece of shit beacause it always  breaks down.(このパソコンは、すぐ壊れるからクソだ!)

下品な英語スラング:scumbag

scumbagは本来「scumのbag(=コンドーム)」という意味で使われていましたが、不誠実な事をした人や、不愉快な人を侮辱する時に用いられるスラングです。

  • She’s such a scumbag.(彼女はとても下劣だ。)
  • He’s nothing more than a scumbag.(彼はただのクソヤロウだ。)

下品な英語スラング:bitch

bitchは本来「メス犬」を意味し、女性を侮辱的に呼ぶ際に用いられるスラングです。

意地悪な女性や性格の悪い女性、不愉快な女性などに使います。

日本語で「ビッチ」というと、性的に奔放な女性という意味合いですが、英語の「bitch」にはそういう意味はなく、性的に奔放な女性は「slut」または「whore」と言います。

  • She’s such a bitch!(彼女はなんて性悪なの!)
  • Shut up,you bitck!(黙りなさい、このクソババア!)

下品な英語スラング:shit

shitは本来「うんち、クソ」を表しますが、日本語の「くそ」と同じように「クソ!」と悪態をつくときに会話で頻繁に使われるスラングです。

頻繁に使われていても下品であることには変わりないので、悪態をつきたいけれども下品さを軽減させたい場合には、代わりに「Shoot!」と言う事もできます。

 

  • Shit!I forget my driver’s license.(クソ!運転免許証忘れた)
  • Shoot!I missed the train again!(クソ!また電車逃した!)

shitには悪態をつく以外にも様々な意味があり、例えば「ウソをつく」「ナンセンスな事を話す」という意味や、日本語の「クソ」と同じように「使えないもの」「くだらないもの」の意味があります。

下品な英語スラング:ass/asshole

assは「お尻」をさらに下品に言った「ケツ」の意味で、assholeは「ケツの穴」という意味ですが、どちらも「不快な人」「最低の人」「意地悪な人」などを呼ぶ際に使います。

assとassholeの違いは、assは楽しいおふざけの中で「最低!」というような時にも使えるのに対し、assholeはそのような使い方は出来ないので、assholeの方が侮辱的意味合いが強いと言うところです。

またイギリス英語ではassはarse、assholeはarseholeと表記され、こちらの方が正しい表記と言われています。

  • Don’t be such an ass!(意地悪な態度はやめて!)
  • You’re such an asshole!(お前本当に最低だな。)

まとめ

下品な意味をもつ英語のスラングを紹介しました。

海外ドラマなどでよく耳にする表現ばかりですが、今回紹介したスラングは侮辱的な意味があったり、下品だと思われてしまう恐れがあるため、自分で使うのは避けた方が無難です。

凄く親しい間柄で使う分には問題無いかもしれませんが、誤解を招いてしまう危険性もあるので、なるべく使わないでおきましょう。

 

 

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