スラング・略語は幅広い世代の人達に使用されている。
ただ、世代や年代によって好んで使われるものが異なります。
略語を多く産み出しているのは、1980年から1990年前半に生まれたミレニアル世代。
または1990年代後半から2010年代にかけて生まれたデジタルネイティブ世代だと言われています。
今回は、略語の紹介と、ビジネスで使える略語、年代毎の略語をご紹介しましょう。
目次
頻繁に使われる略語とは?
外国人とメールやTwitter、Facebook、LINEなどでチャットをしていると、よくわからない略語が出てくることがあります。
例えば「OMG」や「FYI」「TGIF」などですね。
最近はスマホの機能も向上して、文字を打つのが楽になっていますが、それでも略語はかなり頻繁に利用されています。
略語を使うことで、親密感みたいなものがうまれると言う利点もありますよね。
ただ、よりメッセージを強調したいときは、略さないで言葉を贈る人もいますよ。
スペルを全て書かず略語にするのは、もともとは限られた文字数の中でメッセージを素場早く送るためという理由があったようです。
例えば、アメリカではかつてメッセージを送ることが出来る携帯電話が登場したとき、文字一つ一つが課金対象だったので、言いたいことを完結にしてメッセージを送らないとお金がかかってしまうと言うことも影響したらしいですよ。
小中高時代に友達と使う略語
大人になってからはあまり使わず、小中高校時代に友達とよく使うような略語をご紹介しましょう。
PAW:親が見ている
「Parents are watchig」の略になります。
A:Hey,What’s up?Are you there?(おい、どうした?何黙ってんだよ。)
B:PAW!(親が見てるんだよ!)
また「PAH」というのもあり、こちらは「Parent at home」の略で、親が帰ってきたと言う意味ですね。
A:I’ll come to your house.(そっちに遊びに行くよ。)
B:No,PAH!(だめだ、親が帰ってきた!)
TTYL:また後でね
「Talk to you later.」の略語ですが、大人になってからはあまり使わず、中学校や高校時代に友達と使ったと言う人が多いようです。
A:I gotta go.TTYL.(行かないと。また連絡するね。)
B:K.(了解)
ちなみに「gotta」というのもスラングで、「(have)got to」が短縮した物です。
同じような短縮で「going to=gonna」「want to=wanna」「have to=hafta」などがありますよ。
これらは日常的によく使われるので、発音をオボテ置くと聞き取りが楽になるメリットがあります。
ビジネスなどでも使用する略語
略語は、若い世代や友達とだけでなくビジネスの現場でもメールなどで使われます。
個々では実際にビジネスシーンで使える略語をご紹介しましょう。
assp/ASAP/a.s.a.p.:できるだけ早く
「as soon as pssible」の略語になります。
Can you call me back ASAP?(できるだけ早く電話をかけ直してください。)
RSVP:出欠の返事を下さい
元々はフランス語の「repondez s’il vous plait」の略語と言う事ですね。
会議やレセプションなどへの出欠確認をしたい場合、返信を求める際によく使われる略語になります。
They asked us to RSVP by Tuesday.(火曜日までに返事をするように言われました。)
TBD:未定・未確定・未決定
現在まだ未決定だが、将来決定するという「to be determined」の略語になります。
Price:TBD価格(未定)
TBC:確認中
「to be confirmed」の略語です。
これはすでにほぼ決定しているが、最終確認がまだ取れていないという意味合いになりますね。
Details of the schedule are TBC.(スケジュールの詳細は確認中。)
TBA:後日発表・後日報告
すでにほぼ決定しているが、発表はまだ出来る段階ではないといった意味の「to be announced」の略語になります。
The time is TBA.(時間は追って連絡します。)
EOB:終業時間までに
「end of business day」の略語。
期限を切ってその日の終業時間までに連絡が欲しい、書類を上げて欲しいと言ったときに使います。
他にも同じ意味の言葉に「COB(Close of business)」「EOD(End of day)」がありますよ。
Can you send us the documents by EOB tomorrow?(書類を明日の終業時間までに送ってもらえますか?)
ビジネスシーンにもよく登場する略語ですが、こうした略語を上司や取引先などに頻繁に使うと相手によっては不愉快に感じる人もいるので、注意してくださいね。
まとめ
英語のSNSやメールの中には、教科書で習わない略語や、見た目は簡単そうなのに、意味が難しい表現などもあります。
より楽しい、コミュニケーションをする為にも、学校英語だけでじゃないリアルな英語を知ることも大切ですよ。
是非、機会があれば使ってくださいね。
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