日本語では結構使う言葉なのが「仕方ない」や「しょうがない」という言葉ですよね。
使う場面も多く、色々な表現方法がありますが、英語ではなんと言えばいいのでしょうか?
今回は「仕方無い」「しょうがない」に関する英語表現を例文を交えてご紹介します。
目次
「仕方ない」って英語でいえる?
英語で会話をしていると「それは仕方ないよ」「しょうがないよね」というシーンも出てくるでしょう。
これを英語で言うための表現はたくさんあるそうですけどね。
今回は厳選して紹介しますので参考にしてください。
Oh well
「Oh well」は何かしらの問題が起こって、すでに手遅れの状態の時に「まあ、しょうがないか」「まいっか」と呟く感じで使う表現になります。
バスや電車に乗り遅れて締まったときや、欲しい物が売り切れていた場合など、ちょっとした分に見舞われた時に使います。
【例文】
- The train’s doors were just closed.Oh well,I’ll wait for the next one.(目の前で電車のドアが閉まっちゃったよ。まあしょうがない、一本後のものに乗ろう)
- The donut I wanted to buy is sold out.Oh well,I’ll buy a different one.(買いたかったドーナツが売り切れだ。まあいいか、他の物にしよう。)
It can’t be helped
「It can’t be helped.」は「できることがなかったので仕方がない、諦めるしかなかった」というニュアンスで使われます。
ここで使う「help」は「助ける」ではなく「避ける」という意味ですね。
それは避けられなかった、つまり仕方なかったという意味になります。
【例文】
- The typhoon was super heavy.The yard got destroyed.It can’t be helped though.(台風の勢力が強すぎたんだ。庭がぐちゃぐちゃだけど仕方ないよ。)
Too bad
「too bad」は自分ががっかりするような状況を「残念だけど仕方ない」と言ったり、相手に対して「残念だね」「ガッカリだね」と言うときにも使います。
直訳すると「とても悪い」となりますが、その場合は「terrible」などを使うので間違わないように注意してください。
【例文】
- It’s going to be rainy tomorrow.I’m going for a drive with my girlfriend though.That’s too bad.(明日は雨だ。彼女とドライブに行く予定だったのに残念だな。)
- It’s too bad that the show got canseled.I was really looking forward to it though.(今度のショーに出るのを楽しみにしてたのに、中止になるなんて残念だね。)
It is what it is
「It is what it is」は、変えたくても変えられない状況に対して「そういうことだから仕方ない」という意味で使われます。
ここで使われる「what」は関係代名詞の「~すること、~するもの」という意味で使われています。
【例文】
- This plan got cut,but it is what it is.Let’s make another plan.(この規格は打ち切りになっちゃったけど仕方ないね。また新しいものを考えよう。)
that’s just the way it is
That’s just the way it isも先程の「It is what it is」と同じように、「そういうものだから仕方ないよ」という意味で使われます。
「それが運命さ」のように、そうなるのは運命だから仕方がないという場合に用いられますね。
【例文】
I wasn’t able to play in the match.That’s just the way it is.(怪我で試合に出れなかったけど、こういう運命だったのだから仕方ない。)
I have no choice
「I have no choice」は「選択肢が無かったのだから仕方がない、こうするしかなかった」という意味で使います。
何か理由があって選択肢が他に無い場合や、仕方無く特定の手段や方法を選ぶ際に使う表現ですね。
【例文】
- The road is too narrow to pass through for the car,so you have to go for a walk.You have no choice.(この道は狭すぎて車で通れないから、歩きじゃないと行けないんだ。他に方法がないから仕方ないよ。)
Don’t cry over split milk
「Don’t cry over spilt milk」は「後悔しても仕方ない」と言いたいときにつかうことわざです。
日本のことわざで「覆水盆に返らず」と同じ意味ですね。
終わった事は仕方無いという意味で使います。
【例文】
- You got fat because you eat a lot and don’t exercise.Don’t cry over spilt milk.(動かないで食べてばかりいたから太ったんだ。後悔しても仕方ないよ。)
こちらは「そういうものだから仕方ない」という場合に使うことわざです。
直訳すると「クッキーはくずれるもの」となり、つまり「しょうがない、そういう運命なんだ」という意味になります。
【例文】
- It’s sad that I have to leave this place though,that’s the way the cookie crumbles.(ここを離れなきゃいけないのは寂しいけれど、そういう運命だから仕方ない。)
That’s life
「Tha’ts life」は自分ではどうすることも出来ない不運な出来事を仕方なく受け入れるときに使われる表現です。
直訳すると「それが人生さ」となりますが、世の中の不公平さや理不尽さを受け入れざるを得ない状況で「世の中そんなもんだよ」という時に使います。
人を慰めるときや自分を励ます時に使えますよ。
【例文】
- I work hard every day,but I still struggle to save money.That’s life.(毎日頑張って働いているけれど、なかなかお金が貯まらない。世の中そんなものだ。)
まとめ
今回は「仕方ない」「しょうがない」という意味をもつフレーズについてご紹介しました。
その時の状況によって使い分けられるので、色々なシチュエーションで使って見て下さいね。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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