ネイティブスピーカーの人と話をするとニュアンスの違いが分からず恥ずかしい思いをすることもあります。
たとえば日本語で「すみません」と言いたいときの”Sorry”。
本当は”Excuse me”や”Thank you”で良いのに、すべて”Sorry”と言ってしまったり。
きっと相手からするとやたら誤る日本人だなって思われるかもしれませんよね。
このように英語圏でネイティブスピーカーと話して初めて分かるニュアンスの違いという物もあります。
今回はそんなニュアンスの違いを理解していないとネイティブには不自然に聞こえてしまう英語表現をご紹介します。
目次
【覚えて便利!】ネイティブに誤解される要注意表現とは?
どんな表現だとネイティブに誤解されてしまうのでしょうか?
早速ご紹介しましょう。
”hospital”へ行くと心配される!
- 〇 I went to see a docor.
- × I went to the hospital.
アメリカにいた頃に、虫刺されが化膿して診療所へ行くことになり、「「I went to hospital.」と友達に言ったら凄く心配されたという話しです。
実は風邪や傷の手当てぐらいの軽い時の受診は、「go to see a dotor」というフレーズを使うようです。
アメリカでは「hospital」は大きな総合病院を意味し、手術や入院を伴うような状況では無い限り「hospital」には行かないということです。
”S”を忘れると食べることになっちゃう?
- 〇 I like dogs/cats.
- × I like dog/cat.
動物の話をする時に忘れてしまうと危険なのが複数形の「S」です。
犬が好きっていう話をしている時に「like dog」と言ってしまうと「犬の肉が好き」という意味になってしまいますので、必ず複数形にしましょう。
知らぬ間に別れ話をしてるかも?
- 〇 We need to catch up.
- × We need to talk
「話したいんだけど」というニュアンスで「We need to talk」を使うのは要注意です。
実は恋人が別れを切り出す時の決まり文句の一つなんです!
友人に対して使った場合には「なにか悪い事でもしてしまったかな?」と思われてしまいますよ。
「最近話してないから一緒に話をしようよ」的なカジュアルな時には「Can we talk?」や「We needto catch up!」を使いましょう。
「You look fine.」は褒め言葉ではない?
- 〇 You look great!
- × You look fine.
「fine」といえば、英語を習い始めて最初に覚える「How are you?」「I’m fine,thank you.」というフレーズを思い浮かべる人も多いでしょう。
しかし「fine」は天候や体の調子に対して使用するのでは無い場合は、決して「良い」という意味では無く「大丈夫、問題無い」という意味合いになるので注意しましょう。
例えば友人があまり新しい髪型を気に入って無いときに「You look fine」と言ってしまうと「凄く良いわけじゃないけど、気にするほどでもないよ、大丈夫」というニュアンスになってしまいます。
容姿を褒めるときには、「fine」ではなく、「great」や「amazing」を使うようにしまよう。
肌の色に「black」は使わない
- 〇 I have dark brown eyes.
- × I have black eyes.
アメリカの運転免許証には目の色が記載されていますが、私はアジア人だから「black」だねと話しをしたら笑われました。
実は「black eyes」というのは殴られて目の周りがあざになっている状態を指すという事。
アジア人の目の色は通常「brown」や「dark brown」と表現しましょう。
「What?」は日本語の「何?」とイコールではない!
- 〇 Sorry?/Come again?/What was that?
- × What?
会話をしている時にどうしても聞き取れないときってありますよね?
そこで日本語の「何?」と同じ感覚で「What?」と使うとこれは凄く失礼な言い回しになります。
本当に親しい友人同士で無い限り「Sorry?」と語尾を上げて聞き返したり、「Come again?」や「What was that?」といったフレーズを使いましょう。
またビジネスの場合にはもっと丁寧な「Pardon?」や「Could you say it again?」といった表現を使うようにしてくださいね。
不機嫌だと思われる「Do you understand?」
- 〇 Do you know what I mean?/Does it make sense?
- × Do you understand?
英語に自信がなくて「相手はわかってくれてるかな?」と聞きたくて「Do you understand?」と何度も質問するのも失礼な要注意表現になります。
この表現は「本当に分かってるの?」という意味合いになり、大人が子供に叱るときや教師が生徒に向かって諭す場合に使われるので、立場が上の人が下の人にいう感じになっちゃいます。
こう言う場合は「Do you know what I mean?」や「Does it make sense?」などと言ったフレーズで対応しましょう。
「No」も使い方によっては危険!
- 〇 No,thank you./No thanks,but thanks for asking.
- × No.
日本人はNoと言えないとよく言われますが、逆にNoだけを言い続けるのは怒っているような印象を与えるので要注意です。
「No」の後には、「thank you」を必ずつけるか、「No,but~」とフローする一言入れるのがベターですよ。
「分からない」の言い方にも気をつけよう!
- 〇 I’m afraid,I don’t know/I’m not sure.
- × I don’t know.
「I don’t know」は「分からない」という意味ですが、聞かれた質問に対して、この一言だけで答えるのはぶっきらぼうな印象を与えてしまいます。
日本語にすると「そんなの知らないよ」「さあね」というニュアンスになってしまうので要注意です。
そこで使えるのが「I’m afraid(残念ながら)」という表現です。
「I’m afraid,I don’t know」と最初に言うだけで、柔らかい印象に帰ることが出来ます。
また「I’m not sure」も「よくわからないなぁ」というソフトなニュアンスになるので、こちらも一緒に覚えておきましょう。
まとめ
ネイティブに誤解されるよう優位な英語表現をご紹介しました。
ニュアンスの違いを知るにはネイティブスピーカーと実際に会話をするのが一番の近道ですよ。
日本語の意味合いとは違うので、気をつけて話すようにしましょうね。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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