「親友」「大親友」「最高の友達」など、親しい友達を表現する時に、色々な言い方が日本語でもありますが、英語ではどう表現するのでしょうか?
チャットやメールで気軽に使えるスラングも覚えておくと便利ですよね。
今回は「親友」自体を表現する英語だけで無く、会話でも使えるかっこいい表現なども紹介しましょう。
目次
最上級で表現する「親友」の英語
例えば「We are good friends.」よりも「We are best friends.」と「good」の最上級の「best」を使った方がより表現が強い「大親友」というニュアンスになりますね。
同じように「He is my friend.」や「I’m friends with him.」よりももっと誇張して表現した方が「親友」という意味になります。
それぞれの表現を見ていきましょう。
best friend
「good(よい)」の最上級の「best」のパターンが基本中の基本の表現で、多くの英語初心者の方も知っていますよね。
下記がその例文になります。
- He is one of my best friesnds.(彼は私の親友の一人です。)
- We are best friends,aren’t we?(私たちは親友だよね?)など
closest friend
「close(クロース)」は近いという形容詞でも使われて、その最上級を使います
- They are closest friends.(彼らは親友です。)
- I never lie to my closest friend.(親友にはウソはつきません。)など
dearest friend
親愛なるという単語の「dear(ディア)」の最上級になります。
これはお互いと言うより、自分が相手に対してとても信頼を置いている(大切にしている)というニュアンスになります。
「We are dearest friends.」とはあまり言いません。
- You are my dearest friend.(あなたは私の親友です。)
- Don’t make your dearest friend cry.(親友を泣かせないで)など
さて、これらはとても一般的な表現ですが、特に口語では次から解説するスラング的な表現もよく使います。
スラングで表現する「親友」の英語
ここでは口語で使うスラング的な「親友」とSNSでも使える表現もご紹介します。
とてもカジュアルな表現なので、使う相手や場面には注意しましょう。
pal/mate
「pal(パル)」は「仲間」や「友人」という時につかう表現です。
- What’s up,pal?(よう、元気?)
- Kevin is a pal of his.(ケビンは彼の親友です。)
「mate(メイト)」もイギリス、オーストラリア英語でそのまま、「pal」や後述の「bubby」と同じように「友達」という意味で使われます。
その場合の発音は「マイト」になりますね。
buddy
日本語でも社内でチームを組んだりするときに「バディ」という言葉を使いますが、その場合は「相棒」という意味になりますよね。
口語ではよく男性に向けて「兄弟」や「お前」など仲が良い友達に使う言葉です。
- Is he your buddy?(彼はあなたの親友ですか?)
- Hi,buddy!(よう!)※声掛けでもよく使われます。
男性同士であれば「bro」、女性同士の友達であれば「sis」という表現もします。
sidekick
「sidekick(サイドキック)」も口語に限定されますが、「親友」または「相棒」の英語です。
- She is my best sidekick.(彼は私の大親友です。)
- We’ll make great sidekicks.(私たちはいい親友になれますね。)
「sidekick」は他とは違うちょっとカッコいい表現ですね。
BFF
インスタなどチャット、SNSまたは友達同士のメールなどでも気軽に使える略語(書き言葉)です。
「Best Friend Forever(永遠の大親友)」の略語が、「BFF」ですね。
「BF」のみだと、「Boyfriend」の略でもあるので「BFF」が親友の意味というのが一目で分かりますね。
- Later,BFF!(またね、親友!)
- I got a birthday present from my bff.(親友から誕生日プレゼントをもらいました。)
「親友」に近い英語のニュアンス
「best friend」などダイレクトに表現しなくても、相手に親友のようなニュアンスを伝える事も出来ますよ。
そんな例文を紹介しましょう。
仲がイイ
この「私たちは仲がいい」というのも親友の表現に近いですよね。
しかし、これは家族間、同僚など仕事でも使える表現になります。
下記がその例文です。
- We get along well.(私たちは仲がいいです。)
- I’m on good terms with him.(彼とは仲がいいです。)
- We always support each other.(私たちはお互いいつも助け合います。)
- Our bond of friendship will never change.(私たちの友情の絆は一生不変です。)
幼馴染み
幼馴染みで、今でも仲がいい場合もありますね。
下記がその例文になります。
- We grew up together.(私たちは一緒に育ちました。)
- We are friends from childhood.(幼いころからの友達です。)
まとめ
「親友」を英語で表現する時に、「best friend(s)」ばかりになっていませんか?
それでは英語の幅が広がりません。
ここで、紹介した表現を積極的に使ってみましょう。
どんどん使って英語力アップすると良いですね。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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